がんⅣ期を生きる緩和医の「足し算命」は,還暦すぎてからの生き方だ!

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皆様,こんにちは!

東海大菅生高校の若林前監督が,暴行容疑で書類送検されました。若林前監督は,元中日の選手で,星野仙一監督の薫陶を受け,著書「叱って伸ばす」で,厳しく指導することをモットとしていたようです。でも,体罰は,よくないですよね。私の学生時代にも,よく指導者が体罰することがありましたが,個人的には大嫌いです。体罰されることで,深い傷が体罰を受けた方々の心に残るからです。体罰して伸びる人材なんて,ほんの僅かだと思います。体罰なしに如何に子供たちの才能を伸ばしていくか,考える必要があると思います。「考える」ことが難しいから,体罰という簡単な道を選んでいるように思えてなりません。大事なことは,「子供のために何をしてやれるかを考える」ことではないでしょうか?

さて,本日は,緩和ケア医でありながら,ガンに罹患なさった大橋洋平先生が実践されている「足し算命」について,記事にしたいと思います。

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減点主義なんてまっぴらごめん!足し算でいきましょう!

いままでの学生時代の勉強,クラブ活動,会社員時代の出世といった競争社会では,結局,減点主義じゃありませんか?志望校の偏差値に足りないとか,ライバルと比べて売り上げが足りないとか,まさに,数字との戦い。プライベートでも,身長が平均より低い,体重が他の人と比べて重い,鼻がだれより低いとか,貯金がいくら少ないとか。。

そして,「余命」。余命まで,あと何日とカウントダウン。。

人間は,目標と比較して足りないことを気にして,満足したり,落ち込んだりすることが好きな動物のようですね。

そういう私も,足りないものを如何に,増やすかという生活を送っていたように思います,

そんな時,「足し算命」というおもしろい考え方に出会いました。

「足し算命」は,緩和ケア医でありながら,54歳で稀少がん・ジストに罹患なさいました大橋洋平先生が創作なさった言葉です。

大橋先生は,辛い抗がん剤を投与なさいましたが,残念ながら,抗がん剤は奏功せず,肝に転移しました。

その時,大橋先生は,主治医に,余命を聞いたそうです。すると,主治医から,「希少ガンのため,わかりません。」と言われたそうです。

大橋先生は,肝転移にかなり落ち込みましたが,じっくり考えると,余命から1日生きることでカウントダウンする方法もあるが,自分の場合,余命がわからないから,むしろ,カウントアップ,すなわち,1日生きることで,肝転移から足し算する方法で生きることを決意したそうです。その結果,精神的にかなり楽になり,結果,体の辛さも少し楽になったようです。

ですから,大橋先生のブログは,必ず,肝転移から何日目と記載されており,実際,「2023年4月9日=1,463 *がんの転移を知った2019年4月8日から起算」と書かれており,1463日も加算されているようですね。すごい!

私は,この「足し算命」という考え方は,実は,我々人間には,非常になじみやすい考え方のように思えます。それは,我々の年齢は,生まれてからの「足し算命」だからです。

特に,還暦からは,減点主義を捨て,素直に,「足し算命」を基本に,1日を過ごす生き方が素直な生き方でいいのではと思います。すなわち,一日一日を,充実して生きる,そして,その一日を積み上げていくことで,昨日より1日生きれたことを,喜ぶといいのではないでしょうか?

そうすると,決して,過去を振り向かない,前を向いた人生になっていくのではないでしょうか?

私は,大橋先生の「足し算命」には,本来,人間として持ち続けなければならない「命を大切にする」精神が宿っているように思えました。

減点主義も目標をめざし,努力する原動力になると思いますが,競争社会から抜け出した還暦からは,この「足し算命」で日々,充実して生きれたらと思います。

皆さまも,いかがでしょうか?

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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