今回は、セミリタイアをめざして50歳からはじめるべきことについて考えてみました。
私の場合は、病気による早期退職でしたので、なにも準備もせずに、セミリタイア生活を迎えました。すでに1年と半年ほど経過しましたが、いまだになじめないところがあり、50代のころに、いろいろと準備しておけば、反省する日々です。
もっとも、私は、セミリタイアを計画しておらず、しかも突然の退職でしたので、反省しても仕方がないのですが。。。
セミリタイア生活を送ってみてわかった、セミリタイア前に始めておいた方がいいと思うことを皆様にお伝えしたいと思います。
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セミリタイアをめざして50代から始めたいこと
・会社以外の人間関係を大切にする
・お金について知る
・健康でいられるように生活を見直す
内容説明
仕事以外の柱を見つけ、育てる
セミリタイア生活で、一番、大切なことは、「豊富な自由な時間」を如何に充実して過ごすかです。充実した生活を送れないと、日々の生活に「はり」がなくなり、最悪の場合は、鬱状態になってしまうケースもあります。
実は、私も、現在、いまだにやりたいことが見つけられず、暇な時間を持て余している状態です。
ですから、セミリタイア前から、退職後、何をするかをしかっりと考えるべきです。
そのためには、50代から、「会社の仕事」でなく「個人」として自分はなにをしたいかを考え、趣味、ボランティア、地域貢献でもいいので、「第2の柱を見つけ、育てる」べきと考えます。
退職後に、見つけるという選択肢もあると思いますが、それなりに時間がかかり、そのうちに精神的にまいってしまいますので、退職前から行動なさった方が賢明だと思います。
会社以外の人間関係を大事にする
退職すると、会社関係の方々との交際は、ほとんどなくなります。会社以外に人間関係がないと、これは結構、きついです。私の場合、数か月は気になりませんでしたが、半年も、だれともメールのやり取りがなくなると、さすがに取り残された気分に陥りました。
やはり、人間には、悩みや心配ごとを相談できる相手が必要です。
私の相談相手はもっぱら、妻や家族です。家族に助けられている状態です。
退職前から、仕事以外の趣味の仲間、ご近所の方々、家族との人間関係を大事になさってもらいたいと思います。
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お金について知る
退職後は、老後資金のためにも、収入と支出の見直しは必要です。
そのために、収入と支出をなるべく正確に知る必要がありますが、退職前の50代で、知ってもらいたい点は、以下の2点です。この2点がわかると、退職前に資金設計ができると思います。
退職金および退職時にもらえる金額を知る
退職時には、退職金以外にも、早期退職割増金、財形貯蓄、自社株といろいろ入金があります。しかし、意外と、いくらもらえるかを知らない方が多い様です。実際、ある調査では、退職金を受け取るまで金額を把握してなかった方が、31.6%もいるとのことです。
また、財形貯蓄のように在職中に老後資金として蓄えていた貯蓄もお忘れなく。
これらすべての金額を把握する必要があると思います。
家計簿で生活費を知る
セミリタイア後は、それほど収入は入りません。したがって、生活費をなるべく抑えた生活になります。生活費を抑えるためには、現在、いくらほど、生活費がかかっているかを把握する必要があります。
そのためには、家計簿で管理することをお勧めします。毎月管理することで、無駄が見えてきますので、生活費を抑え込むことが可能となります。
私の場合は、退職後から家計簿で管理するようにし、1年後にようやく生活費をある金額まで抑えることができ、老後資金の設計ができるようになりました。
しかし、50代から行っていれば、退職前に、しっかりとした資金設計ができ、セミリタイア後の生活設計ができると思いますので、面倒かもしれませんが、やる価値は非常にあると思います。
健康でいられるように生活を見直す
私は、日頃、母より「退職前は、地位や名誉かもしれないが、退職後は、健康が第一」とよく言われておりました。
私は、病気で会社を退職しましたが、退職して、ようやく母の言葉が身に染みてわかり、退職後は、健康に、特に気を使ってきました。
私の場合は高血圧と高血糖が持病で。血圧は毎日測定、血糖値は2か月に1度血液検査することで、管理してきました。また、食生活も、野菜中心の生活にしてきました。その成果があり、現在は、血圧、血糖値とも正常値に収まっています。
しかし、もし、退職前から、健康の大切さに気付いていたら、自分の納得のいく退職ができ、結果として、今とは違った、もう少し気持ちにゆとりのある生活ができていたと思うと、非常に残念です。
私のようにならないように、健康にはご留意願います。
まとめ
セミリタイアをめざして50代ではじめるべきこと
「会社の仕事」でなく「個人」として自分はなにをしたいかを考え、趣味、ボランティア、地域貢献でもいいので、「第2の柱を見つけ、育てる」
退職前から、仕事以外の趣味の仲間、ご近所の方々、家族との人間関係を大事にする
退職金および退職時にもらえる金額を知る
家計簿で生活費を知る
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