早期退職を決意した方のほとんどが,新しい企業での転職をお考えになっているのではないでしょうか?私も,転職を考えて,退職後当初は,就職活動を行っておりましたが,うまく見つからないですよね。
また,多くの早期退職した友人も,転職しましたが,うまくいっている方,失敗なさている方,いろいろです。
50代での転職は,リスクを伴うようです。
転職について,ネットでいろいろと情報収集しましたが,おもしろい記事を見つけました。
それは,「「50代以上の転職は99%が失敗する」大企業から中小に移ってきた自称エリート社員の残念な特徴」という記事で,転職で失敗する人の特徴を記載した記事でした。
記事を書かれた方は,3000人以上の転職・再就職をサポートしてきたCEAFOM代表の郡山史郎氏で,ベストセラーとなった「定年前後の「やってはいけない」」の著者でもあります。
今回は,この記事を紹介しながら,転職で失敗する人の特徴を記載します。
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転職で失敗する人の特徴
中小企業に転職すればノウハウを活かせると勘違いしている大企業の管理職
それなりの大企業で役職を得たので,中小企業に転職すれば,そのマネジメントのノウハウを活かせると思っている方は,注意が必要です。
泥臭い営業は若手あるいは外部に任せ,資料づくりやアポイントメントは自分でやらない自称エリート社員の方は,泥臭い営業,資料づくり,アポイント,経費処理,経営戦略もすべて自分でやる必要がある中小企業では,必要ありません。
そもそも,大企業でのマネジメントは,中小企業には当てはまるものでありませんよね。
でも,勘違いしている方が多いのではないでしょうか?私の先輩でも,多くの方がこのように思われていたと思います。
就職できたとしても,数年で退職すると思います。
だから,大企業の管理職の転職は厳しいものになると思います。
現場を離れた管理職
ビジネスの最前線から離れた方も,転職は厳しいものになるでしょう。
転職先では,即戦力を必要としていますから,現場から離れた管理職は,即戦力としての価値が低いと思います。
50代で,会社でなにをしていたかが,非常に重要になると思います。
実績を自分のものと勘違いしている自称エリート社員
職務経歴書にて,実績を記載しますが,果たして,その実績は自分のものでしょうか?
ほとんどが,組織やチームとしての実績で,自分はその一部を担当したにすぎないのに,あたかも自分の実績として記載しても,やはり,企業は面接等で,本当にどこまでができるのかを見抜くようです。
私も,職務経歴書を,6枚程度,書きましたが,ほとんどがチームとしての成果でしたが,自分で成果を収めたように書きました。しかし,面接等で,すぐにばれてしまい,全敗でした。
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山吉じいさんの実例
私は,ある機器メーカに入社し,20年近く技術者として,ビジネスの最前線で製品の設計・開発をしていました。クレーム処理など,苦労が多い職場でしたが,やりがいのある仕事でした。
その後,管理職に昇進し,本社勤務となり,ビジネスの最前線から離れてしまいました。
そして,退職時には,ビジネスの現場から10年以上も離れていました。
私は,現場から,離れていたことが,転職先が見つからなかったことの最大の原因と思っています。
それは,数社,面接まで漕ぎつけましたが,必ず「現場での実際の経験が少ない」ことを理由に採用まで,至らなかったためです。
企業は,50代の転職者には,現場で通用する即戦力を要求していることを痛感しました。
このような経験からも,郡山氏のコメントは,正しいと思います。
特に,50代で何をしているかが問われると思います。
50代でも,現場で汗を流し,苦労している方が,転職では報われると思います。
最後に,郡山氏は,50代以上の転職は,極めて厳しく,仮に収入面はクリアできても,99%はうまくいかないと記載しています。
もし,99%の方が転職に失敗するのであれば,転職で成功する人は,ほんの一握りの人だということになりますよね。
すると,私が,転職にうまくいかず,「アーリーリタイア」状態に落ち着いたのも,自然の流れなのかもしれませんね。
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