50代でリストラ要員になった実体験からわかった事!

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某大手メーカにつとめていた私の友人が、50代でリストラ要員になったことがありました。

今回は、友人が語ってくれたリストラ要員になった時の体験談、その時の心理状態、またどのような対応をしたかについて触れ、こういった不幸な立場を想定して、事前に行うべき対応について、皆様にお伝えしたいと思います。

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友人の実体験

なにも業務の指示なし、ただ座っているだけの日々

組織変更があり、突然、友人は、〇〇部に異動になりました。噂では、その部署はリストラ要員の部署と聞いていましたので、「どうして私が。。。」という気持ちだったようです。

〇〇部の在籍人数は、100人程度で、各自に椅子と机がポツンとあり、そこにPCが設置されていました。「業務はしなくていいから、椅子にすわっておくように」と指示され。何もしない状態が来る日も来る日も続いたようです。

社員全員から見えるところに座席を設ける

〇〇部は、フロアーの全体の真中にあり、フロアー全員から見られるところに設置され。他部署の方々から、リストラ要員のメンバーの様子を逐次みられる環境だったようです。

いわゆる見せしめの状態のようだったと語っていました。

朝、正門で出社する社員へのあいさつ

〇〇部の人間は、小数グループに分けられ、そのグループ毎に朝、正門で出社する社員に大きな声で「おはようございます」とあいさつすることになっており。数週間に1度、このような「さらし首」のような体験をしたとのことでした。

多くの元同僚や知っている方々と目が合うと、恥ずかしい気持ちで一杯になったと語っていました。

引き合いのあった人材から抜けていく

他部署から引き合いがあった場合は、〇〇部から晴れて、他部署へ異動することになります。でも、外部の会社への出向が多かった様です。その声がかかるまで、ずっと、席にすわっているという日々を送ったと語っていました。

これは、本当につらかったようです。

このような状況だったことを涙ながらに語っていました。

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友人の対応と結果

人材紹介会社への登録

このような状況でしたので、すぐに人材紹介会社へ登録して、職探しを始めました。しかし、なにも準備をしてない状況でしたので、作成した職務経歴書も、平凡で目を見張るものでなく、当然、どこからもオファーをもらえなかったようです。

つくづく、キャリアアドバイザーや企業の人事担当者に目に留まるような、職務経歴書の書くことの大切さを実感したと語っていました。

友人へ紹介の依頼

友人へ紹介してもらえる職場や企業はないかをお願いしましたが、だれからも、紹介がなかったようでした。日頃から友人関係もしっかりと構築していくことの大切さを痛感した様でした。

私にも相談がありましたが、残念ながら紹介することはできませんでした。

最終的には?

数か月後に、ある会社への出向がようやく決定しました。

彼は、本当に、ほっとしましたようでしたが、血糖値も180に急上昇し、心もうつ状態になり、体も、心もぼろぼろになったようです。

私は、彼の話を聞き、「会社の怖さ」を感じ、会社が従業員に「牙をむく」ことの恐ろしさを、改めて感じました。

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やるべきことは何か?

このような体験を聞いて、今、やるべきことを考えました。すでに、[アンケート結果から見える 50代のリストラの実態と対処方法」でも、一部記載しましたが、以下の点です。

自分の会社での位置づけを知る

上司や同僚といったメンバーから、会社での自分の位置づけを認識する必要があると思います。もし、評価があまりよくない場合は、会社の経営が悪くなった時に、リストラ要員になる可能性がありますから、すぐに対応できるよう、準備する必要があると思います。

仕事以外のことで熱中できることをもつ

リストラ要員となると精神的につらいものです。しかし、うつ病などで心を病んでしまっては、意味がありません。例えば、趣味を思う存分して、焦る気持ちを抑えて、落ち着いて対応する気持ちが大切です。

そのためには、仕事意外に熱中できるものを持つ必要があると思います。これは難しいことかもしれませんが、非常に重要なことです。

職務経歴書を書いてみる

リストラ要員になった後に、急遽、作成しても遅い状況です。あらかじめ、スキルの棚卸をして準備しておくべきです。

人材紹介会社へ登録する

人材紹介会社へ登録して、案件を見つけてはいかがでしょうか?自分の市場価値がわかります。

先輩や友人との人間関係を構築する

いざという時に、頼りになるのは、先輩や友人です。日頃から、先輩、友人とのパイプを強化するべきと思います。

いかがでしょうか?

私は、このような体験を聞いて、会社での自分の位置づけをしっかりと認識して、事前に準備しておかなければならないことがよくわかりました。すでに退職しているので、遅いですけど。。

皆様の今後の活動に生かしていただければと思います。

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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