皆様，こんにちは！
そろそろ忘年会シーズンですね。コロナによる行動制限も緩和され，今年あたりから，忘年会を開催する方も多いと思います。私も，会社員時代は，結構，夜遅くまで，飲んでいました。今では，そのような飲み会などありませんので，懐かしく思います。飲みすぎには，くれぐれもご注意願います。
本日は，クラファンの呼びかけで炎上したサニージャニーさんの件を取り上げ，ガンのクラファンについての討論が，AMEBA TVで放映されました。その放送内容で，サニージャーニーさんと同じ様に妻が卵巣がんステージⅢcで闘病中の夫が思ったことを記事にしたいと思います。
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論点が違うのでは？ガンと向き合うことを理解してほしい！
昨夜，サニージャーニーさんのグラファンを取り上げたABEＭA 報道放送「【クラファン】がん患者どう支援？寄付金は？命とお金が天秤に？」が放映されました。
以前，私は，本ブログの「有名YouTuberのガン治療費ためのクラファンに違和感を感じた！」で，サニージャーニーさんのクラファンについては，私なりの懸念点を指摘しましたので，気になり，放送を拝見しました。
放送では，サニージャーニーのこうへいさん，タレントの田村敦さん，日本寄付財団寄付研究センターの坂本治也さんらが出演し，サニージャーニーさんがクラファンを断念した原因等について，話し合う形で行われました。
結論として，今回のクラファンがうまく受け入れられなかった理由として，2つのことを挙げていました。一つが，「嫉妬」。多くのガン患者さんがいるのに，「お前だけ得しやがって」みたいに引き下げて平等にしようとする圧力が働きやすいという点。二つ目が，日本人は「自己責任意識」が強いということ。こういった世の中を変えるには，「実績」が必要になる。といった具合でした。
もちろん，嫉妬や自己責任意識があるかもしれませんが，私は，今回のサニージャーニーさんのクラファンについて，以前から，指摘している通り，以下の点が違和感を感じています。
1つ目が，クラファンで何をするかが不明確だと思います。みずきさんの症状，必要な治療を明らかにし，その上で，何にお金が必要かの説明が一切なく，とにかく「お金」をお願いしている点です。お金は重要だと思いますが，「お金」ありきでないと思います。何か，本末転倒に感じてました。個人的には，この説明ができなかったから，サニージャーニーさんは，クラファンを断念したのだと認識しています。要するに，治療費以外のみずきさんが喜ぶことや生活費に使いたかったのだと思っています。
2つ目が，自由診療にクラファンのお金を使うことです。皆様の善意の寄付を，多くの医療関係者が指摘している詐欺まがいの自由診療に使われてしますことへの疑問です。もちろん，自由診療を受診することを前面的に否定しませんんが，寄付を使うことに，違和感を感じます。本件については，上松医師も「32歳YouTuberの膵がん治療のクラファンについて〜ご本人達に気をつけてほしいこと〜」で指摘しています。
上記の理由から，今回の放送の結論に，「論点が全く違うな」と率直に思いました。本当に，ガンと向き合ったことのない方々の意見と思います。
あと，当初からサニージャニーさんは，「同じ病気で闘っている方々に希望を与えたい」といったコメントもあったと思いますが，現在の活動は，本当にガン闘病をなさっている方々へ，勇気を与えているでしょうか？
Youtubeは，「クラファンのこと」についての動画，ブログは「治療費が高い」，Voicyは過去の生活の話と，ほとんど，闘病に関係ない話ばかりで，正直，がっかりしました。
でも，Ofuseで1000人以上の方々から，しっかりと寄付を頂いたようです。当初どおりに「お金」を集める点は，すごいですね。さすがです。
闘病というより，有名YouTuberのビジネスモデルを学んびました。
つづきは，次回へ！
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