皆様,こんにちは!
楽天の三木谷さんがえらいことになっていますね。事業の赤字もさることながら,50億円の詐欺事件,長い人生,いろいろとありますね。悪い時こそ,如何に跳ね返すかが,その人なりの能力が発揮されると思います。三木谷さんが子の危機を乗り越えていくかを,期待したいと思います。
今回は,本日,視聴したいかりや長介さんの言葉が,非常に考えさせれましたので,記事にしました。
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「弱い自分に苦しむことが大切」で涙でました!
いかりや長介さんといえば,「ザ・ドリフターズ」のリーダーですよね。土曜日夜8時からの「8時だよ!全員集合」は,小学生の頃,毎週,楽しみにしていました。
そのいかりや長介さんは,「8時だよ!全員集合」後は,俳優として,味のある演技を披露し,多くのドラマや映画で活躍なさいました。
しかし,2004年3月20日に,ガンのためご逝去なさいました。享年72歳でした。
さて,いかりや長介さんは,多くの名言を残しておりますが,本日,Youtubeで視聴した言葉は,心を打ちました。
以下に,言葉で記載します。
強くなることはないです。
弱い自分に苦しむことが大事なことなんです。人間は元々弱い生き物なんです。
それなのに、心の苦しみから逃れようとして強くなろうとする。強くなるということは鈍くなるということなんです。
痛みに鈍感になるということなんです。自分の痛みに鈍感になると、人の痛みにも鈍感になる。
自分が強いと錯覚した人間は他人を攻撃する。痛みに鈍感になり優しさを失う。
いいんですよ、弱いまんまで。
自分の弱さと向き合い、それを大事になさい。
人間は弱いままでいいんですよ、いつまでも…。弱い者が手を取り合い、生きていく社会こそが素晴らしい。
実は,これは,いかりや長介さんの言葉でなく,TBSドラマ『聖者の行進』(脚本:野島伸司)で老いぼれ弁護士( 宇野淳市)を演じたいかりや長介さんのセリフです。
いかがですか?
私は,以前,安定したサラリーマン生活を送っていました。仕事も,家族も満足しておりました。そのまま65歳まで,この生活が,つづくと信じていました。ところが,病気により会社を去らざる得ない状況になり,妻も卵巣がんに罹患しと,58歳からの人生は,どん底でした。
そんな時,自分の事を責めて,嫌いになりました。そして,自分を叩く日々。嫌いで,嫌いでたまらない自分がずっといました。こんなに,弱い自分を経験したのは,生まれて初めての経験でした。
でも,卵巣がんで苦しんでいる妻の痛みや障害者の方々の痛みといった,いままで振り向きもしなかった方々の痛みがわかるようになりました。本当に大きな変化でした。
こういった経験があったからでしょうか,先程,ご紹介したいかりや長介さんの言葉が心に刺さりました。なにか,「いいんですよ、弱いまんまで。」の言葉は,ホットしますよね。
でも,「弱い人間」でありつづけることに,少し,私は意見があります。それは,「弱い人間」であると,「強い人間」にいつまでも大切なもの,痛みのわかる心を踏みにじられると思うからです。
だから,「弱い人間」ほど,「生き延びる知恵」を持つことが大切だと思います。「生き延びる」というと,少し消極的のように思われがちですが,いかに,相手と距離を持ちながらも,自分のやりたいことをするためには,必要な能力のように思えます。その知恵は,自分にないという方は,友人など身の周りの方々に頼ればいいのではないでしょうか?
「弱い人間」を自覚し,そして,生き延びる知恵をもった人間が,最後まで幸せな人生を過ごせる人間のように思います。
つづきは,次回へ!
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