成田悠輔さんも泣いた「ガン闘病中の瀬戸内寂聴さんの姿」

有名人秘話

皆様,こんにちは!

本日は,妻の採血があり,病院に同行しました。すがすがしい晴天の中,最寄り駅から病院まで二人で,10分程度の散歩を楽しみました。妻は,足に痺れがあるようで,歩きにぎこちなさがありますが。金木犀の香りの中のゆっくりとした散歩は,いい運動になったようです。

さて,今回は,99歳でご逝去なさいました瀬戸内寂聴さんの話を,記事にしたいと思います。

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今という貴い瞬間をしっかり生きることが大切

瀬戸内寂聴さんと言えば,「不倫」「離婚」「子供との別離」「出家」といった波乱に満ちた人生をおくった女性作家として有名で,出家後は,多くの後援会などで人々に勇気を与える言葉を残した方です。しかし,胆のうがんに罹患なさったことをご存じでしょうか?

私は,胆のうがんに罹患なさっていたことは,今まで知らなかったのです。最近,本物の天才として話題の成田悠輔さんが,瀬戸内寂聴を見て泣いたというYoutubeを拝見して,知りました。

成田悠輔さんは,2015年に放送されたNHKスペシャルで寂聴さんが,ガン闘病中に懸命に作家活動をしている姿を見て,自然と涙がでてきたと話されていました。

早速,瀬戸口寂聴さんの胆のうがんの闘病について調べてみましたが,寂聴さんは,92歳の時,腰に耐えがたい激痛に襲われました。その時は,圧迫骨折という診断で,その治療中に,胆のうがんが見つかりました。92歳の高齢でしたので,医師からそのままにするか,切除するかの相談を受けた時,寂聴さんは,迷わず,切除をお願いなさいました。

手術後,4か月程,寝たきりの状態になり,ただベットに寝ているだけで文字も書けない。いつ完治して社会復帰できるかもわからないことに不安を覚え,また,何も生産しないでただ生きているだけの自分を許せず,「もうこのまま生きていたってしょうがない」と生き続けることが苦しく感じ,寂聴さんも,うつ状態のなりかけていると気づいたようです。

そして,真面目に精一杯生きてきて,仏教の布教にも努力した自分がどうしてこんなひどい目に合うのかと思い,「神も仏もあるものか」と思ったようです。あの寂聴さんさえも,このように思うので,ガンに罹患なさった方の多くが,同じような気持ちをもつのは,無理ないと思います。

しかし,寂聴さんは,心機一転,再度,ペンをとり,新作に挑戦し,95歳で長編小説「いのち」を書きあげたました。その時の寂聴さんは,「結局、誰も知らない死後のことより、今という貴い瞬間をしっかり生きることが大切」という生きることの意義を体得したようです。

いかがでしょうか?

92歳,ガン,といった苦境の中で,普通の方は,ベットに横たわり,死の訪れを待つという人生を選択すると思いますが,寂聴さんは新作に挑戦する姿に,成田さんは感動したのでしょう。

私は,この実話から,「命を大切にする」ということを学んだように思います。「命を大切にする」ということは,結局,その日一日を,楽しく,有意義に生きることの積み重ねのように思います。

はたして,私は,今を有意義に生きているのだろうかと思うと,何か,一歩踏む出せてない自分がいるように思います。会社を病気で退職以来,精神的にも落ち込み,その結果,数年たっても,どこか自信がなく,前向きになれない自分がいるように思います。自分の本来の姿を見失っているようです。

「前に一歩踏み出せ」と,寂聴さんから喝をいられているように思いました。

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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