皆様,こんにちは!
GW最終日ですね。ほぼ無職状態の私は,あすも引き続きGW(永遠につづきますね)ですが,会社勤めの方は,ちょぴっりブルーな気分になりますよね。3か月後の夏休みを目指して,仕事をガンパりましょうね。
さて,本日は,WBCや大リーグで大活躍の大谷翔平選手の愛読書について,記事にしたいと思います。
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中村天風先生の「運命を拓く」が愛読書!
皆様は,中村天風先生をご存じでしょうか?
中村先生は,日露戦争の軍事探偵として満蒙で活躍。帰国後、当時不治の病であった肺結核を発病し、心身ともに弱くなったことから人生を深く考え、ヨガの聖者と出会いヒマラヤの麓で指導を受け、「自分は大宇宙の力と結びついている強い存在だ」という真理を悟り,帰国後,「心身統一法」を創見し講演活動を始め,あの経営の神様の松下幸之助さんや稲盛和夫さんといった名経営者に影響を与えた方です。
少し,胡散臭いと思う方もいらしゃるかもしれませんが,かなりの大物です。
その中村先生の「運命を拓く」を,大谷翔平選手が愛読していると聞き,驚きました。
実は,私も,会社員時代に,鬼のように厳しい上司に,「「運命を拓く」を読み,感想文を書くように。感想文の内容で,昇格するかを決める」と言われ,慌てて書店に行き,「運命を拓く」を読んだ思い出があります。会社の上司から,いわゆる思想教育を受けた人間です。
この「運命を拓く」で,書かれていることは,「とにかく,積極的に生きる」ということです。
具体的には,以下の7つのことを読者に勧めています。
2.ポジティブでさえあれば良い
3.心の持ち方次第
4.運命と宿命
5.言葉が体、運命を変える
6.理想を鮮明に描く
7.生きていることに感謝する
常にどんな状況になって,積極的に,前向きに生きることで,必ず,運命が拓けるという考え方です。私は,この書を読んで学んだことは,「運命」と「宿命」は違うということです。「運命」とか「宿命」とかで,人間の人生は,ほぼ決まっていると思っている方が多いのではないでしょうか?「親ガチャ」なんて言葉は,その典型的な言葉だと思います。
しかし,中村先生は,「宿命」,たとえば,どこの国,どの親で生まれた,どんな才能があるといったことは,絶対に変わらない。しかし,「運命」は,人格やめぐり逢いといったことで,その人の「生き方」「心構え」「言葉」で変わってきます。
すなわち,「宿命」は生まれる前にきまったこと,「運命」は生まれた後に決まることということです。中村先生は,この「運命」を,「積極的に生きる」ことで,自分でいい方向に変えられると教えています。
すなわち,積極的な生き方であれば,同じような考えの方や求めている方や物にめぐり逢い,自然といい運と巡り合うわけです。いわゆる「運がいい」人生にするかという指南書です。
勿論,積極的に生きるためには,それ相応の努力も必要です。
このように記載すると,なにか,スピリチュアルで,宗教的なイメージをと持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが,決して,宗教書でありません。実際,中村天風教などありませんので。そしてなにより,松下幸之助さんや稲盛和夫さんに影響を与えたと聞くと,それなりに信じても損はないと思います。
大谷翔平選手を見ると,確かに,積極的に生きていますし,しかも,謙虚で感謝も忘れないという生き方ですよね。このような生き方が,中村先生がおしゃている「運命を拓く」生き方だと思います。
是非,皆様も,ご一読しては,いかがでしょうか?
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