あなたは大丈夫?亡くなる時のデジタル情報の整理!

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皆様,こんにちは!

本日は,スカッとした秋晴れです。散歩しながら,秋を満喫しました。しかし,妻の方は,抗がん剤の副作用で,倦怠感があるようで,ぐったりと横になっています。一緒に,散歩に行きたかったのですが。。残念です。

さて,昨日の野田元総理の安部元総理への追悼演説は,すばらしいでしたね。野田元総理と安部元総理との間には,「政権のやりとり」という特殊な関係性があり,野田さんしか見ることができない安部さんの姿を,誠実な言葉で話しており,多くの方の共感を呼んだのだと思いました。特に。「勝ちっ放しはないでしょう」とおしゃる野田さんの姿は,胸を締め付けられました。

安部さんの総理としての政策評価は,たぶん数年後に決まると思いますが,国葬での菅元総理の追悼の辞,国会での野田さんの追悼演説は,きっと,いつまでも,安倍晋三の人間を語る上でも,エピソードとして残ることでしょう。

こんなことを考えておりましたが,ふと,夜中に最近亡くなった友人の顔が目に浮かんできました。そこで,亡くなった友人のことを悼むと同時に,気づいたことを記事にしたいと思います。

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「亡くなった≠すべてなくなる」という時代

最近,亡くなった友人を紹介します。

その友人は,某国立大学の数学教授です。大学時代の友人です,約6年,一緒に大学生活を過ごしました。

彼は,190cmという高身長でしたが,体に似合わず,数学が好きで,時間があれば,いつも数学の論文を読んでました。私は,遊んでばかりでしたので,勉強では,水と油のようでしたが,田舎出身で貧乏下宿生ということで,気が合う仲間で,よく,二人で昼飯や晩飯を食べながら,将来について語り合いました。

そして,彼は,念願かなって,学者の道に,私は,ビジネスにとそれぞれの人生を歩み,年賀状で,お互いの状況を報告してました。結婚,子供の話が多かったと思います。

しかし,1年前に,突然,奥様から,手紙を頂きました。正直,いやな予感がありましたが,友人がガンで亡くなったとの連絡でした。

亡くなる前まで,弟子の論文の査読し,すべての論文の査読が終わった後,静かに息を引き取ったといことでした。死ぬ直前まで,好きな数学を研究していたようです。

あまりにも急な訃報でしたので,驚きと悲しみが同時に襲われました。言葉がでませんでした。そして,学生時代の思い出がよみがえり,「なんで,お前が。。」と涙がでました。

奥様には,友人と私の関係,そして,学生時代のエピソードを書き添え,お悔やみの手紙を送付しました。

手紙を書き終えた後,ふと何気に,友人の名前を入力し,Google検索しました。すると,友人がいままで手掛けた論文や研究実績が,次々と表示され,驚きました。

その画面を見ながら,「すごいな。本当によくやったな。世の中の人,皆が,〇〇の実績に感謝するな。少し,短い人生だったけど,すごい人生だったよ。」と呟きました。

一人のかけがえのない数学者が亡くなりましたが,その実績は,いつまでも残り,また,だれでも触れることができる。すごいなと正直に思うと同時,少し,自分が死んだときを思うと,ある一種の不安を覚えました。

私たちの身の回りには,ブログ,Youtube, インスタグラム,Twitter,facebook,メール,検索ワードの履歴,よく見るWeb 等々,いろいろな情報があります。そして,そこに,生きた証を残っています。

よく,自分が死んだら,何も残らないと考える方がいらっしゃいますが,そんなことはありません。永遠に消えず残ります。しかも,あまり知られたくない情報までも。。特に,私の場合は,あまり知られたく情報まで晒されるように思います。正直,心配です。

皆さん,大丈夫でしょうか?

いづれ,あの世に行く前のデジタルデータ消去というビジネスがはやるかもしれませんね。

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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