定年後、まだ働きたい方は、いろいろと資格について調べになっているでしょう。
ほとんどの記事では、宅地建物取引士、マンション管理士、社会保険労務士、介護福祉士といった資格を紹介しておりますが、これらは、仕事を探している方々向けの情報だと思います。
しかし、人生100年時代となりますと、定年後35年から40年の老後の設計をする必要があります。
そのためには、資金プランの作成が必要ですが、定年後は、会社で頼りにしていた人事、経理、総務は、いません。
そこで、就職にも役に立つうえ、ご自身の資金プラン作成にも役立つ、ファイナンシャルプラナー(FP)の資格をおすすめします。
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FPとは
FPとは、「お金に関する幅広いアドバイスをする専門家」です。
ですから、お金に関わることを網羅的に知識として持ち合わせている資格です。
具体的な習得内容は、
・生命保険、医療保険 等
・株式投信、投資信託、等
・税金関連 等
・不動産譲渡、不動産課税 等
・譲渡税、相続税 等
です。
このファイナンシャルプラナーの資格は、1級から3級まであります。
FPが必要な理由
皆さんがシニアなったときに、お金のことで困ることを挙げてみます。
・保険料を安くするにはどうしらいい?
・銀行から投資信託をすすめられたけど?
・不動産を売却したいのだけど税金かかる?
・確定申告はする必要がある?
・子供のマイホーム取得にお金を渡せる?
これらはほんの一例ですが、結局、老後の資金プランを立てるために、FPは必要な知識です。
専門の方、例えば、銀行、保険外交員の方に相談するのも方法かも知れませんが、相手はビジネスとして、商品を勧めるので、内容をよく吟味する必要があります。
やはり、自分の老後は、自ら作った資金プランをもとに設計をしてみませんか!
もちろん、FP資格を取得することで、次の就職先を見つけるのにも有利です。
すなわち、収入を得ることの可能性も広がります。
このように、FP資格をめざす理由は、
・就職活動で、資格を生かす。
の2点です。
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難易度の低いFP3級の学習で資金プラン作成
資格取得より、基本的なお金のことを学ぶことを優先する方がいいかと考えます。
そこで、3級の学習から始めるといいでしょう。
3級の試験は、〇×式と三択式ですので、それ程、難しくありませんし、合格率も70%程度です。
私自身も挑戦していますが、1か月程度、毎日1時間程度で十分独学で学べます。
その上、FP3級の学習内容は、ライフプランニング、リスク管理、金融資産運用、タックスぷラニング、不動産、相続・事業継承からなり、その知識で、資金プラン作成に十分に生かせます。
ちなみに、私は、TAC出版の「スッキリわかる FP技能士3級 テキスト+問題集」で学習しました。非常に、ポイントを押さえて、わかりやすい教材でした。
是非、参考にして頂きたいです。
尚、仕事に生かしたい場合は、2級まで必要になる可能性がありますが、合格率が40%程度ですので、難易度は高くなります。
ですから、資金プランを作成することを優先して、資格は、その次と考えた方が無難と思います。
是非、定年後、老後の人生設計にため、また、資格を取得して就職を有利にするために、FP資格に挑戦してみませんか?
まとめ
2.FP3級、2級資格を取得することで、就職活動に生かす。
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