アーリーリタイアで失ったものは何?喪失感が意外と大きい!

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早期退職して,1年9カ月が過ぎました。

この1年9カ月,無職の状態で生活し,いろいろなことを経験しました。現在は,セミリタイアでなく,アーリーリタイアの状態です。

アーリーリタイアの状態を1年9カ月過ごし,振り替えてみたいと思い,アーリーリタイアで失ったものについて,考えてみました。

ネット等で検索すると,早期退職で失ったものとして,「安定した収入」「社会とのコミュニケーション」「社会的な地位」など書かれていますが,これらについて,実際に,どうであったかをアーリーリタイアであった自分の体験を考慮して,考察してみたいと思います。

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アーリーリタイアで失ったもの

安定した収入による安定した精神状態

間違いなく収入は,入ってきません。収入が入ってこないので,結局,いままでの貯蓄で生活を行う必要があります。

多くの方も,感じていると思いますが,貯蓄から日々,お金が引かれていることに,非常に心が痛みます。貯蓄が十分にあればいいのですが,そうでない場合には,精神的に結構,きついです。

この精神的な不安定な状態にいかに対応するかが重要なようです。

社会とのコミュニケーション

会社にいると,いろいろな方と情報交換ができます。会社のこと,社会で起きていること,身内の話など,様々な情報のやりとりが人を介してできます。

退職後は,主に,ネットを使って,情報収集する方になり,一方通行の情報交換になります。

ネットで,それなりの情報収集もできますし,ブログを発信したりして,情報の交流を務めていますが,人を介しての情報にはかなわないと思います。

それは,人を介しての情報には,その人の感情や思いといったものが含まれており,会話で心が安らげるからだと思います。

人との交流によるコミュニケーションの重要さを改めて認識しました

社会的な地位

よく,クレジットカードの新規開設,銀行口座の新規開設が,無職では難しくなるといった話がありますが,私の場合は,退職後,クレジットカードも銀行口座も開設ができました。

そういった意味で,社会的な地位で問題になったことはいままでありません

しかし,親戚や友人に,無職であることを説明する場合は,少し,後ろめたさを感じますが,その程度です。思ったほど,問題はなさそうです。

年金額が少なくなる

厚生年金の加入期間が短くなりますので,当然,年金額が少なくなります。

FIREなさった方のブログをよく拝見していますが,以外と,年金額が少なくなることを懸念事項として挙げてない方が多いように思います。

私の場合は,50歳後半での早期退職ですので,それほど年金額が少なくなることはありませんが,40代,50代前半で,退職なさる方は,留意した方がいいと思います。

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喪失感は意外と大きい!

上記のように,1年9カ月過ぎて,失ったものを改めて見直しましたが,貯蓄の減ることへの苛立ち,人とのコミュニケーションといった具合に,喪失感は意外と大きいと思います。

しかし,失った分,何か,早期退職後,手に入れたものがあればいいと思います。

例えば,再就職して新しい職場環境で働いているとか,起業したとか,ボランティア活動をしているとかなんでもいいと思います。

ですから,早期退職する際には,明確な目的をもち,行うべきだと思います。

私の場合,病気による早期退職でしたので,はっきりとした目的があった退職ではありませんでした。そして,いつのまにか,結果的に無職=アーリーリタイアの状態となってしまいました。

そのため,失ったものへの喪失感が,心の中に,存在していると思います。

現在は,このストレスない日々が,今後の健康にいい影響を及ぼすと考え,早期退職はいい決断だったと信じるようにしていますが,喪失感がなくなるまでには,少し時間がかかりそうです。

私のようなアーリーリタイアの場合は,心の折り合いを見つけるのは,大変です。

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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