手術報告(2)

妻の闘病

皆様,こんにちは!

昨日は,妻の手術で一日中,慌ただしい日を過ごしましたが,一方で,安部元主相の国葬が執り行われました。いろいろと物議があるとしれませんが,安部様のご冥福をお祈り申し上げます。

昨日は,結果のみの報告でしたので,本日,詳細について報告します。

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完全手術(Complete surgery)

朝,10時37分より手術は,開始されました。手術前に,数分間,妻と話しができました。私からは,「大丈夫だから」と語りかけましたが,妻は,やはり緊張していて,なにも,口にせず,ただ,私の目を見て,手術室に向かいました。若干,震えているように思いました。

それから,私は,待機室で,ひたすら,手術が終了するのを待ちました。待機室では,3名の女性の方が,心配そうにしておられました。男性は,私一人でしたので,やはり,夫がガンで手術という方が多いと思いました。

13時を過ぎた頃から,手術が終わり始めて,次々に終了なさった家族の方が,待機室から呼び出されました。しかし,私の妻の名前は,なかなか呼び出されないので,少し焦りながら,待っていました。ただ,ひたすら,待つのも,意外と疲れますね。やはり,少し,緊張しているのでしょうか?

誰もいなくなった待合室で,ひとり,ぼんやりしていたところ,15時30分頃に,呼ばれました。看護婦さんから,「執刀医からの説明があります」と言われ,10分程度後に,名前が呼ばれ,どきどきしながら,個室に入りました。

すると,いつもの主治医が座っており,今回の手術について,以下のような説明がありました。

・切除した部位は,両側卵巣,子宮,大網。

・腫瘍は,左側の卵巣,卵管にあり,ここから,腹膜に転移した。

・腹膜にあった腫瘍は,すべて取り除く。

・大腸と小腸にも,小さい腫瘍があったが,取り除く。

・大量の出血があり,1800ccの輸血を実施。

・最終的には,すべての腫瘍を切除し,目で見える腫瘍はなし。以上より,完全手術。

・今後の治療は,病理検査を見て,判断したい。

ということで,切除した卵巣,子宮,大網を見せていただきました。確かに,右卵巣と比べて,左卵巣は,黒くなり,いびつな形に変形してました。ガンの怖さを実感しました。でも,私の子供を産んで頂いた子宮と卵巣です。いとおしくて,思わず,ありがとうと言葉をかけました。もし,切り取った卵巣と子宮を妻が見ていたら,たぶん,大泣きしたと思います。ガンと言えども,臓器と別れるのは,寂しさがこみあげると思います。なによりも,立派な子供たちを生んでくれた臓器ですから。。

とにかく,非常に,すばらしい手術結果で,本当に,嬉しかったと当時に,主治医をはじめ医療スタッフの方々に心から感謝いたしました。何度も,「あいがとうございました」と感謝の言葉が出てきました。

1時間後,麻酔の切れた妻と10分程度,面会しました。主治医から言われたことをすべて説明し,「腫瘍はすべて切除できたよ。おめでとう」と声をかけましたが。うなづくだけで,何も言葉はありませんでした。少し,ぼんやりとしていたようです。ただ,「少し,痛い」と言っており,看護婦さんと相談して,痛み止めの薬を用意して頂き,妻と別れました。

最高の1日になりました。

帰宅後,家族に結果を連絡し,家族も全員,喜んでくれました,その後,一人,おいしいお酒を飲み,すぐに床につきました。安心と疲れで,朝までぐっすりと寝ました。

本当に,よかったです。同時に,ガンで苦しんでいる方々も,少しでも,回復していただけばと思いました。

つづきは,次回へ!

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妻の闘病
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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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