2022年 妻の闘病から学んだことは?

ライフ

皆様,こんにちは!

2022年もあと2日です。3年ぶりに外出制限も解かれ,旅行なさる方,帰省なさる方も多いと思います。事故等もなく,楽しい年末年始をお過ごしいただければと思います。

今回は,いろいろな出来事があった2022年を振り返って,みたいと思います。

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当たり前のことと思ったことが,当たり前でないことを知る!

2022年に,私は60歳となりました。

これまでの私の人生は,非常に恵まれており,息子も娘も独立して家族をもち,それぞれの人生を歩んでいます。また,父,母,弟も元気に暮らしています。だから,私は,家族全員が健康で楽しく生きていることを当たり前のことと思っていました。

そして,妻と二人で,老後を暮らし,私が先に逝くと信じていました。

しかし,神様は,思ってもいなかった試練を与えてきました。

妻の卵巣がん罹患です。しかも,進行性ガンで,ステージⅢcでした。

27年前に妻は乳がんを罹患しましたが,克服しました。ですから,「がん」という2文字は頭の中に一切ありませんでした。しかし,進行がんで再発のリスクの高い卵巣がんという事実を突きつけられ,頭の中が真っ白になりました。そして暫くすると,妻を失うかもしれないという底知れぬ恐怖に心奪われました。

そして,今まで当たり前と思っていた私が勝手に描いていた世界が,音もなく崩れていきました。

妻は,私以上に,「恐怖」で頭一杯だったと思います。

このように大きく変化した状況から,妻の闘病生活が始まりました。

私は,まず妻に力を与える役割だけに徹しようと考え,ありとあらゆる卵巣がんおよび治療方法について学び,妻に心配を与えないように,わかりやすく症状,副作用,治療方法などを教えました。また,家事などの生活のサポートを行いました。

このような10か月にわたる闘病生活でしたが,3つのことを学びました。

1つ目が,妻の「丁寧さ」でした。家事の手伝いを行いましたが,料理のし方,食器や鍋やフライパンの整理のし方,ガスコンロの使い方,洗濯のやり方,掃除のやり方,すべてにおいて,妻なりに工夫した家事作法があり,そこに,「丁寧さ」を感じました。私の家族は,妻の「丁寧さ」のお陰で,いままで生活できていたことに,感謝すると同時に,妻のすばらしさに心打たれました。

2つ目が,「芯の強さ」です。5時間にわたる手術,8回にわたる抗がん剤治療にも耐え,その間,泣き言ひとつ吐きませんでした。とにかく「治る」ことだけを信じて,一つ一つ克服していきました。本当に,すごい女性です。

3つ目が,息子と娘が,月1回のペースで顔を見せて,妻を喜ばせてくれました。また,妻の妹も毎日のように電話して頂き,妻のよき話し相手になってくれました。家族全員に感謝です。

当たり前と思っていた生活が卵巣がんという困難で大きく変わりましたが,この闘病を乗り越える中で,いままで知らなかった妻や家族のすばらしさに気づかせられたことで,家族の絆がより深まったと思います。

2022年は,試練の時でしたが,大事なことを教えてもらえた年でした。

皆様は,いかがだったでしょうか?

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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