リストラは「舞い上がれ!」よりはるかに厳しい!

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皆様,こんにちは!

今年は,例年よりあたたかいなと思います。天候もおだやかで,霜も見ていません。そして,澄み切った青空を見ると,なにかホットして,年をとったなーと感じます。

今回は,毎日,かかさず視聴しているNHKの朝ドラ「舞い上がれ!」のリストラ場面を見て,私の経験したリストラを思い出しましたので,記事にしたいと思います。

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リストラを4回経験!リストラされた方の人生は厳しい!

私は,以前勤めていた会社で,4回ほどリストラを経験しました。

入社時には,「うちの会社は人を大事にします」と人事の方は話しますが,リストラ時には,手のひらを返したように,「一人でも多く,やめてください」と変わってしまう姿にいつも,とまどいと怒りを感じていました。

実際,事業計画があり,その計画のもとに採用が行われ,入社したのに,その事業計画通りいかなくなると,採用した人を切り離す。一方,採用を決定した経営サイドの方々は,決して,会社を離れない。ですから,究極のパワハラだと思います。

「舞い上がれ!」では,3名の方がリストラ対象となり,舞さんと奥様が再就職先を懸命に探し,結果的に再就職先が見つかり,少し温かみのあるストリーでした。しかし,実際のリストラの現場は,全く異なります。

私の会社のリストラ対象者は,年齢で決まりました。50歳あるいは55歳以上の方は,役員といったごく一部の方以外すべて対象となりました。私の先輩で,長年営業職を務められた方も対象となり,「入社以来,会社に貢献してきた。どうして,年齢で,決まるのかわからない。会社に裏切られた。」と涙を流しながら,会社を去っていきました。

そして,リストラ対象の方は,全員退職しました。しばらくして,退職した方の退職後の仕事などをいろいろと耳にしましたが,ほとんどの方が,厳しい就職状況のため,あまり幸せになったという噂を聞きませんでした。実際,私も経験しましたが,50歳代の就職は厳しいですよね。

一方,リストラ後の会社がどうだったかと申しますと,業績はそれほど伸びず,赤字になるとリストラを行うことで,リストラが当たり前になったようになりました。挙句の果て,リストラ部屋もつくり,リストラ部屋の人間は,職場全員の方が見える所に座らされ,精神が壊され,自殺者もでるようになりました。そうなると,職場の活気が,自然となくなりますし,挑戦的な仕事などできないようになります。そして,優秀な方が多く退職したようです。

57歳で早期退職し,リストラから逃れることができました。今でもリストラのことを思い出すと暗くなります。今でも,リストラは愚策だと思います。

今回は,暗い話で,申し訳ございませんでした。

それでは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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