50代に早期退職しますと、それなりの退職金が手に入り、資産運用をどうしようかと悩まれる方も多いのでは、ないでしょうか?
しかも、あまり今まで、付き合いのなかった銀行の方から、突然、電話が入り、金融昇進を紹介されたりして、驚かれるのではないでしょうか?
しかし、退職金は、老後に向けての大切な資金ですので、簡単には、運用投資できないのが実情だと思います。
今回は、そんな老後資産形成に向けた投資で、やってはいけないことについて、雑誌Presidentに記載されてましたので、その記事をもとに、皆様と共有したいと思います。
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3つのやってはいけないこと
退職金による投資デビュー
私も経験がありますが、退職金が、銀行口座に振り込まれると、すぐに銀行から電話がかかってきて、投資商品を紹介されます。私も、いろいろと紹介されました。
しかし、これらの投資商品は、手数料が高く設定されており、また、リスクも高い商品もあります。
紹介された商品はすべて悪いというわけではありませんが、なるべく、お断りした方が賢明だと思います。
暴落したときに積み立てをやめる
暴落したら、損切りを行うことは、やめた方がいいでしょう。勇気がいると思いますが、暴落時には、値段が下がって多く買えると思い、積み立て等を続け、暴落後、値段が戻った時に、利益が出やすくなります。
私も、以前、暴落したときには、買い時期と考えて、株を購入し、平均単価を下げ、利益を上げた経験があります。
しかし、それなりの勇気が必要となりますが、暴落時にやめると、折角の投資がムダになってしまいます。
生活資金をつぎ込む投資
資産形成をする余裕がまったくない状況で投資を行い、日々の生活が困窮することはやめた方がいいでしょう。
経済的にも、精神的にも、ゆとりを失わない範囲で資産形成するのがおすすめです。
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運用よりも預貯金?
やってはいけないことを中心に記載しましたが、銀行等のプロに頼るのもダメ、ゆとりのない投資もダメとなると、結局、自分自身で、金融リテラシーを高め、自分で納得のゆく商品に、余剰資金の範囲で投資運用する、しかも暴落時には慌てないことがお勧めということになります。尚、雑誌等では、積み立てNISAやIDECOをお勧めしているようです。
金融リテラシーを高めるといっても、独学でYouTube、ネット、書籍を読んで、勉強をすることになると思いますが、ご自身の金融リテラシーで投資を行うのに、十分なのかといった試験などありませんから、ご自身で、金融リテラシーの熟度を判断するしかありません。
結局は、自分の気に入った商品に投資するという、一種の自己満足の世界だと思います。当然、リスクも考慮すると思いますが。。
実は、私は、20年前から株式投資、10年前からIDECOの運用を行い、退職金については手をつけず、預金として銀行に預けている状況です。ですから、私の老後資金の多くが預貯金という状態です。
理由は、大切な老後資金を、投資するだけの自信がありません。すなわち、投資に対してリスクを取れない状態です。たぶん、自分の投資に、自信がもてないのかもしれません。また、若い時と違って、稼ぐ力がないため、暴落等で損をした時に、落ち着いて対処できるか、非常に疑わしいからです。
したがって、私は、投資による不労所得を得て、アーリーリタイアの生活を送る選択でなく、必要な生活費は、預貯金からの取り崩しと働いて稼ぐというセミリタイアの道を選択しました。面白味にかけるセミリタイア生活かもしれませんが。。
しかし、一方で、私は、金融資産を高配当株等に投資して、不労所得を得ながら、リタイア生活を楽しんでいる方々を、「すごい」と思います。
ただ、FIREのやり方も、年齢とともに変化するものと思います。私のようなリタイア生活も1つのやり方ではないでしょうか?
いずれにしろ、「老後資産に向けての投資」は、私にとっては、難しいです。
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