皆さん大丈夫ですか?今後,老後貧乏は確実に増える!

お金

皆様,こんにちは!

岸田首相を襲撃した犯人 木村容疑者は,まだ24歳の若者でした。これといった政治的な思想もないようで,何が目的かよくわかりません。でも,そこに,怖さを感じます。普通のどこでもいる若者が,なぜこのような犯行を起すのか?何か,社会に歪みがあるのでしょうか?しっかりと調査する必要があるようですね。

さて,本日は,少し深刻な内容ですが,老後貧乏について考えてみましたので,記事にしました。

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今後,確実に増える老後貧乏 稼ぐ力が必要になるか?

皆様,「老後貧乏」の定義をご存じでしょうか?

「老後貧乏」とは,「定年とされる65歳以降の老後生活が貯蓄や年金でまかなえない貧しい状態」です。その典型例が,生活保護ですが,驚くことに,年々,高齢者世帯で受給している方が増加してます。下の表を御覧ください。

厚生労働省が発表した資料ですが,なんと令和4年3月に,91.3万世帯が,高齢者の生活保護受給世帯です。平成10年と比べて3倍強です。えらいことです。また,生活文化センターの調査では,なんと82.8%の方が「年金だけでは不十分」,38.3%の方が「退職金や企業年金では不十分」と回答しています。結構な方が,老後資金に心配しているようですね。

私は,今後,老後貧乏はますます増えると予想している一人です。その理由は,以下の3つです。

社会保険費,医療費が上昇する

一番は,社会保険費が上がるということです。先日も,75歳以上の医療保険料の上限が年66万円から80万円に引き上げられました。そして,子供予算の増額負担についても,自民党では,社会保険費で賄うべきといった話が出ています。

このように社会保険費は,少子高齢化社会では,徐々にですが,上昇することは確実だと思います。当然,75歳以上の医療費の1割負担の世帯割合も,減るように思います。

インフレリスクが増大

ロシアによるウクライナ進攻により,世界中,インフレに悩まされました。日本も例外ではありませんでした。特に,日本は金利上昇を打ち出せないため,急激な円高に見舞われました。

このように,地域紛争,気候変動といった予期せぬ出来事により,インフレおよび円高にさらされるという日本の構造上の課題が浮き彫りになったと思います。

今後,予期しないインフレの脅威に悩まされると思います。

年金は減る方向?

2004年の年金制度改正で導入された「マクロ経済スライド」によって、年金は,物価や賃金の変動に応じて毎年改訂されます。

重要なことは,賃金が上昇しないと年金は増えません。賃金が今後,増えていくのかがポイントですが,あまり期待できないのではないでしょうか?すなわち,年金は徐々に減る方向と思います。

 

年金も減り,社会保険料,医療費,物価高により,支出は増えるという状況になることが,予想されます。頼りの老後資金ですが,ある調査では,貯蓄額300万以下が,15.4%もいらしゃるという結果です。

したがって,老後貧乏はかなり増えると思います。耳の痛い話ですが,事実として受け止める必要があると思っています。

私の考えですが,結局,働くしかないと思います。働くだけの体力,知力を如何に,維持するかの時代になったと感じています。

65歳以上も,10万~5万円程度,収入を得るために,今できることをやるしかない。私の場合は,現在は,採点アルバイトやイベント管理といった日雇い仕事を,なんとか,長い間続けられるようにするために,ひと頑張りと思って,がんばっていきたいと思います。

老後は,盆栽を手入れしながら,孫と遊ぶのを楽しみに,のんびり暮らすという隠居生活なんて,ほんの一握りの方の娯楽になったような気がします。

人生100年といって,寿命が伸びることは,幸福なのかなと思うこの頃です。

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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