老後破産の6つのパターン!破産からは自分で守るしかない!

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老後破産は、老後に年金だけでは生活できずに、貯金も底をついて家計が赤字になった状態をいいます。

厚生労働省が2017年に調査したところによると、約214万人いる生活保護受給者の中で、65歳以上の割合は、約97万人と、ほぼ半数をしめているようです。

また、生活保護を受給していないが、生活資金が足りなくて貧困状態になっている老後破産状態の高齢者は、約200万人存在していると言われております。結構、多いですね。

老後破産の実例は、YouTubeやネットでも紹介あると思いますが、このような状況になりたくないと、いつも思っていました。

特に、現在、セミリタイア生活を送っていますので、そのなれの果てが、老後破産では、セミリタイア生活が失敗だったということになりますので、絶対に避けなければなりません。

そこで、今回は、老後の問題として、しばしば取り上げられる「老後破産」について、その原因等についてネット等で調査した内容をもとに、皆様に、ご報告したいと思います。

老後破産の6つのパターン

年金収入が少ない

年金は、現役時代の努力の結果です。どんなに稼ぎ続けていても、年金を納付していないと老後はもらうことができません。

65歳での年金の平均受給額は14万7000円です。元気なうちは働くことによって余裕がある生活を送れますが、貯金が少ないととあっという間に底をつきます。老後は、働いて稼ぐ力が年々弱まるので、年金額が少ないことは破産するパターンとなる確率が高くなります。

生活水準が落とせない

退職後は、年収が一気に減少します。当たり前のことですが、年収が減少したにも関わらず、現役時代の生活水準を続きると、いすれ老後破産します。生活水準のレベルダウンが必要です。

私も、退職当初は、退職金があることから、少し贅沢な生活をしたため、生活をレベルダウンするのに、半年から1年近くかかりました。意外と時間がかかるようです。

しかし、生活レベルは人それぞれですので、自分なりに生活費の目標額を定めて、実行する必要があります。目標金額を決めることが、重要ですね。

高額な住宅ローンの返済

20代から30代にかけて住宅を購入し、35年の長期住宅ローンを組んでいる方も多いと思います。その場合、定年退職を迎えた後に、退職金を住宅ローンの返済に充てたことで、老後破産に陥ってしまうこともあります。

無理のない返済計画を立てることが大切です。

老後の医療・介護費

特に大きな病気になった場合、公的保険だけでは補助しきれない金額があり、自己負担する医療費が増加します。厚生労働省「年齢階級別一人当たりの医療費」をもとに自己負担額を算出してみると、65歳から89歳までで、平均191.5万円かかるようです。

また、介護状態になった場合でも、介護費用がかかり、介護費用の目安は約500万円とも言われています。施設等に入ると、より高額になるかもしれません。

収入が年金のみで、ぎりぎりの生活を送っている場合には、この医療、介護の負担は重くのしかかると思います。

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重い教育費の負担

子供の教育費は、1000万以上かかると言われており、私立の場合には、2300万かかるとも言われています。それに、海外に留学すると、とんでもない金額になります。

子供の教育費を最優先した結果、自分たちの老後の蓄えが、足りなくなってしまうケースが多いようです。

私の場合、教育費は、それ程でもありませんでしたが、受験の時、塾代、受験料、入学金とかなり費用がかさみ、厳しい時もありましたが、退職前でしたので、乗り越えることができました。退職後だと、本当に厳しいですね。

熟年離婚

年間で、2020年で4万件以上の熟年離婚があるようですが、長年連れ添った夫婦が離婚することで、財産を分け合うことになり、思った以上に老後資金が目減りし、生活資金が足りずに困窮するケースも増えているようです。

私の場合、今のところ、離婚の危機もなく、生活していますが、もし、離婚となると、かなり厳しい生活になり、セミリタイア生活は断念せざる得ないと思います。妻を大事にしなければと思っています。

 

上記で、老後破綻するパターンを紹介しましたが、これらのパターンが組み合わせで老後破綻することが多いと思います。例えば、退職金で住宅ローンを完済したのちに、貯金のない中、病気となり、高い治療費と介護費用が少ない年金では賄えないケースといった具合です。

自分で守る!

老後破綻すると、若い時とことなり、稼ぐ力がほとんどないため、必要なものの購入やサービスが受けられないことになります。しかも、健康上の問題を抱えている可能性も高く、必要な医療を受けられないという最悪な状況になります。

実際、ネットで紹介がありましたが、老後破綻した方の話では、「やることはすべてやったんだから、早く死にたいというのが正直なところです。いま抱えている不安をなくすためには、しんじゃったほうがマシだ、、、」とありました。切実で、悲しいコメントですね。

やはり、何としても、老後破綻を未然に防ぐ必要がありますよね。

そのためには、まず、資金計画をしっかりと組み立てることだと思います。

資金計画に従って、日々の生活費を抑える、必要ならば、労働して稼ぐ、といった具合に、老後資金をコントロールすることが可能になると思います。

次に、健康も重要なファクターだと思います。医療費や介護費は、極力、削減したいですよね。健康のために、日頃から運動や食事に気をつける必要があると思います。

結局、老後破産からは、自分で守るしか方法はないようです。

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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