早期退職して,1年10カ月経ちました。
日々,自由を満喫していりますが。どこか,もやもやしたものがあり,すっきりしない日々です。
このもやもや感は,一体,何だろうかと思っていましたが,あることで気づきました。
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もやもや感の正体は?
先日,少なくなった?髪が,たいぶ伸びましたので,近くの床屋へ行きました。
その床屋は,先代から約50年近く,開業している床屋で,2代目の店主と奥様で切り盛りしており,近所でも評判のよい店です。
私は,20年以上,お世話になっています。
約1時間程度,髪のカットと髭そりをしてもらいましたが,店主や奥様との会話が非常に楽しいものでした。
会話の内容は,近くの中学校が廃校する高校の跡地に移転するとか,今度新しく開店したスーパの評判とか,新しくできたマンションの価格とか,私の住んでいる地域の身近な情報でした,
しかし,これらの地域の情報は,私にとっては,すごく新鮮に感じ,会話の後,なぜか,心がすっきりとした気持ちになりました。
久々に,味わう充実感でした。
そこで,ようやく気づきました。
早期退職後,社会とのつながりがほとんどない生活を送っていたため,心が,社会とのつながりを求めていたことを。
確かに,会社員時代は,仕事を媒体にしで,会社との同僚やお客様とのつながりがあり,日々,そのつながりの中で,仕事をしていました。
そして,そのつながりをもとに,いろいろな情報を入手したり,また,発信したりして,意識しなくても,社会の一員として生活していました。
しかし,退職後はそのつながりがなくなったため,社会との一体感が喪失してしまい,心にすっぽりと穴があいた状態になり,満たされない,もやもやとした日々を送っていたようです。
すなわち,このもやもや感は,実は,社会とのつながりの欠如が原因だったと思います。
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ネット記事によると”思わぬ壁”
実際,ネット記事「“超節約”で「FIRE」実現も…超えた先に思わぬ壁 達成者が伝えたい注意点」で,ある20代で大手企業をセミリタイアなさった方が,「FIRE」を実現しながらも,3年後に,「人間は“社会動物”なので,社会とのつながりをある一定程度は保たなければならない」と感じ,結局,仕事を行う様になったようです。
その方は,FIREについて,「仕事をしない生き方でなく,仕事を自由に選べる生き方」と思っている様です。
皮肉なものですね。
仕事がいやになり,FIREしたにもかかわらず,社会とのつながりの欠如に悩み,結局,仕事に社会とのつながりを求めてしまい,また,仕事を始める。。。
仕事以外に,社会とのつながりがあればいいのですが,例えば,近所のコミュニティでのつながり,趣味でのつながり,など。
しかし,なかなか見つからないですね。
特に,長い間,サラリーマンで,会社と自宅の往復の人生だと,地域とのつながりや趣味につながりを構築する時間があまりありません。私がいい例です。
私は,早期退職する際には,社会とのつながりなど考えてもいませんでした。
しかし,アーリーリタイア状態の今,社会とのつながりを意識するようになったことに,少し驚いています。
そして,「仕事のありがたさ」を痛感しています。仕事以外で,なにか見つかればいいのですが。。。
ですから,50代でFIREをご検討の方は,一度,会社以外に社会とのつながりがあるかを考えてみてはいかがでしょうか?
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