皆様,こんにちは!
全仏の混合ダブルで優勝した加藤美唯選手の快挙は,感動ですね。女子ダブルスで不運な失格となり,かなり精神的に参ったと思いますが,その苦境を跳ね返して,優勝はすごいです。最近の日本人のグローバルでの活躍は,勇気を与えてくれますね。ガンバレ,日本!
さて,本日は,高齢者の労災死について,記事にしたいと思います。
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労災死減っているのに,60歳以上の労災死は2倍以上!
会社員時代,労災事故が発生すると結構,職場は業務の見直し等,大変な後始末が必要となります。しかも,労災死が発生すると業務過失といった刑事罰にも発展する可能性もあり,安全にはかなり気をつかないながらの作業となります。
このように,労災は非常に重大な案件です。
その労災死ですが,全体では減少方向ですが,60歳以上の高齢者になると状況が一変しています。下の図(東京新聞の「労災死の4割超が高齢者に 2021年360人 「危険できつい」仕事担うシニアたち 政府の安全対策後手」から抜粋)のように,急激に伸びており,2021年は,全体の43.3%を占めていることがわかります。
産業別にみると,一番多いのが建設業(112人),次に警備(18人)となっています。
私も就活の際に経験しましたが,医師,弁護士,会社役員といった一部の方を除いて,50代後半からで募集がある業種は,建設,道路誘導,警備,清掃,介護が多いですが,給与が高い職種は,建設業,道路誘導,警備です。すなわち,若手不足が叫ばれたいる厳しい肉体労働です。
ですから,特に生活が苦しい方は,危険な仕事をせざる得ない状況になっていると思います。
先日,本ブログでも触れましたが,高齢者の生活保護受給者の急増,そして,今回の労災死の急増,これらすべての原因は,「老後貧困」です。
政府は,「少子化対策」を重要課題として取り組んでいますが,この「老後貧困」の問題も,5年後,あるいは10年後かもしれませんが,非常に大きな社会問題になると思います。
平均寿命が伸びている日本,でも,「長生き=不幸」という方程式にならないことを願うだけです。
つづきは,次回へ!
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