やはりある「年齢の壁」 一流会社の部長でもただのおじさん?

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皆様,こんにちは!

捜索活動が続いて「タイタニック号」の見学ツアー用の潜水艇ですが,海底で破片が見つかったということで,乗っていた5人が死亡したことが報道されました。どうやら,海底でつぶれたようで,改めて,冒険旅行の怖さを思い知りました。5人のご冥福をお祈りいたします。

さて,本日は,「50歳以降の転職がなぜうまくいかないのか」の記事がありましたので,紹介いたします。

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やはりある「年齢の壁」 一流会社の部長といってもただの人?

私も,57歳で早期退職し,転職できるだろうと簡単に考えていました。

それなりの経歴もありましたので,大丈夫と信じていました。リクルート,ビズリーチ,dodaといった大手の人材紹介会社に登録し,すぐに,企業を紹介されるだろうと思っていました。

一応,各社1社程度,紹介して頂けるのですが,何週間も待っても,回答なし状態が続きました。さすがに,しびれを切らして,「どうなっていますか?」と問い合わせると,「すいませんが,先方からの回答ありません」と答えられ,「落ちたのでしょうか?」と伺うと,申し訳なさそうに,「そうかもしれません」と回答され続けてきました。

この時,ようやく,50代の就職の厳しさを思い知りました。

しかし,どうして,どの人材紹介会社も,会社を紹介するときに,「難しいですよ」とか,「無理かもしれません」といった情報を提供してくれないのか不思議でした。ちゃんと説明してくれると,待つ方も期待せず,違う会社等を探すことができ,効率的だと思っていました。

ですから,人材紹介会社をあまり信じられなくなる自分がいました。

今日,人材紹介会社の裏側の記事があり,ようやく,私の疑問に対して納得できる回答をもらえました。その記事がこれです。

この記事を書かれた郡山史郎さんは,ソニーの常務取締役を務められ,退職後は,3000名以上の方の転職のサポートをなさっている方ですので,かなり,信憑性のある内容と思います。

この記事によると,人材紹介会社は,2007年10月に改正された雇用対策法により,求人票に「年齢不問」と書きながらも年齢を理由に断ったり、書類選考や面接で年齢を理由に採否を決めることは、違法行為になった。ですから,表立って「50代以上の人はいらない」などとは絶対に言えなくなったわけです。

その上,人材紹介業は国の許可登録制となっているため,「求人希望者を断ってはならない」という厳しい規制があるようです。

こういった理由から,ほとんど就職先がない50代,60代の転職希望者を受け入れざる得ない状況になっているようです。そして,現実は,簡単に年齢だけでふりにかけられ,実績や性格といったことは無視され,就職先を紹介できない状況になるわけです。

国は,高年齢者雇用安定法で高齢者の雇用を促進し,また,労働の流動化をめざして転職も促していますが,実態は,50歳以降の転職は,かなり厳しいという矛盾だらけの状況のようです。

郡山さんも,以下のように結論づけています。

私たちは仕事人生の後半戦のキャリアを、自分で、自律的につくり上げていく必要がある。会社も国も、人材紹介会社のキャリアコンサルタントも、本当にあなたのことを考えて味方になってくれるわけではないのだから。

「あっている」というのが私の感想です。「50歳以降は,自分のことは,自分で始末しろ」ということですね。

だから,再雇用の方がうらやましく感じるのかな~!

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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