結婚をして30年以上が経ちました。いろいろな事がありましたが,なんとか二人で生活している状況です。
しかし,離婚なさった方もいらっしゃれば,いい方が見つからず,お一人で生活なさっている方も,多くいらっしゃると思います。結局,結婚は,縁だと思います。
しかし,この縁は,人生に大きな影響を及ぼすので,一言では片づけられないものですね。
さて,結婚は,子供もそろそろ独立する50歳以上の方々にとって,果たして,幸福にどのように影響しているのでしょうか?
そこで,今回,雑誌Presidentの4295名の50代以上のシニアのアンケート結果で,結婚に関するおもしろい結果がありましたので,皆様にご紹介いたします。
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結婚は幸せの王道
4295名のアンケートで,「現在,幸福である」と回答した方に対して,結婚に関するアンケートを実施しました。幸福と回答している方の多くが,結婚に満足しているようです。
結婚してよかったですか?
幸福と回答した人の約9割以上の方々が,結婚に満足しているようです。
回答 | 回答率(%) |
よかった | 53 |
どちらかといえばよかった | 36 |
あまりよくなかった | 9 |
よくなかった | 2 |
配偶者はいますか?
幸福と回答した人の83%の方に配偶者がいらっしゃるようです。
ちなみに,男性は91%,女性は71%です。
回答 | 回答率(%) |
いる | 83 |
いない | 17 |
同居しているのか?
幸福と回答した人の80%の方が配偶者と同居しているようです。
回答 | 回答率(%) |
配偶者と同居 | 46 |
配偶者・子供と同居 | 32 |
配偶者・子供・孫と同居 | 1 |
独り暮らし | 11 |
その他 | 10 |
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しかし絆がなくなると喪失感が大きい
このように,結婚は,幸福と回答した人のほとんどが,よかったと回答しており,やはり,50代以降において,幸福の王道のように思います。
もちろん,私の好きなブロガーさんや友人の中にも,独身の方もいらっしゃいますし,最愛の奥様に先立たれた方もいらっしゃいますが,皆様,人生を楽しく過ごしていますので,結婚が不可欠ではないと思いますが,結婚により,幸福を味わう機会が増えるように思えます。
私自身,30年前に妻と結婚し,二人の子供を育て,そして独立し,現在,二人で生活しています。現在では,アーリーリタイア状態ですので,外部の方々とコミュニケーションする機会も少ない中,私のコミュニケーションは,もっぱら,妻とたわいもないことを会話することぐらいです。
もし,妻がいなかったら,孤独の中で,一人で生活することになったと思うと,妻の存在が私にとって,非常に大きな存在になっています。
結婚は,年を重ねるごとに,重みを増していくもののように感じます。
「お互い,気心が通じ合った二人が,静かに生活する」ことは,1つの幸福な姿かもしれません。
しかし,いずれ,別れはきます。
過去のブログ「男性のおひとり様生活大丈夫?65歳以上の世帯の半数はおひとり様世帯!」で,65歳以上の世帯のおよそ半数が,一人暮らしの世帯であることを紹介しました。
65歳以上のシニアになると,先立たれることも頭の片隅に入れとく必要があると思います,
実際,妻に死別され,一人で生活なさっている方の心情を綴った記事を読んでみますと,
・「家庭という社会の場」が世界からなくなりました。例えるなら,職場がいきなり消えた,自分の居場所がなくなったような感じでしょうか。
・帰宅しても「家に帰った」という感覚がなくなりました。
・「自分がここに生きていても意味がない」と思うようになりました。
・「いつ死んでもいい」という心境になりました。
とあります。このように,喪失感が深く,また,これが数年続いたようです。
その後,この男性は,ピアノを始めたり,ボランティア活動を行ったりすることで,乗り越える努力をしているようですが,亡き妻への強烈な思慕はいまだに消えないようです。
私は,このネット記事を読んで,わかるような気がしました。多分,私も同じような状況に陥ると思います。
しかも,私は家事を,ほとんど妻に任せていますので,大変なことになりそうです。
50代以降にとって,結婚は,幸福の王道かもしれませんが,もしこの絆がなくなった時,喪失感が非常に大きいものですね。二人の生活が,少しでも,長くなることを願うだけです。
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