末期がんの奥様が夫に遺した意外なものは?

ライフ

皆様,こんにちは!

今年は,新型コロナと季節性インフルエンザが同時に流行する兆しがあるということで,政府から呼び出しレベルを上げるという報道がありました。私と妻は,今年はインフルエンザの予防接種をしてないので,かなり気になっています。特に,抗がん剤治療中の妻のことが心配です。手洗い,うがいをしっかりやっていくしかないですね。皆様も,お気をつけ下さい。

さて,今回は,ある新聞記者の奥様が末期がんになり,その闘病中のエピソードの記事がありました。非常に,心打たれる話でしたので,皆様にご紹介します。

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末期ガンの奥様が夫に遺したのは,「料理のレシピ」と特訓

「あたなは死ぬときに,残されるパートナーになにを遺しますか?」と尋ねられたら,どうしますか?

たぶん,だれも考えたくない質問かもしれません。でも,誰にも,死は訪れます。

「お金」「家」..とか思いつきますよね。でも,他になにか大切なものはないかと思いませんか?

この答にヒントを与える記事がネットに紹介されていました。それは,東洋経済ONLINEに掲載された「末期ガン妻が新聞記者の夫に遺した意外なもの」です。

新聞記者で結婚以来19年間,ご夫婦で全国を転々とした日々を送っていました。2017年に奥様の左側の鎖骨にほくろがあることに気づき,最初は,「ほくろを切除するので,たいした手術でない」と思っていた所,イボでなくステージⅡbのメラノーマ(悪性黒色腫)と診断されました。

その日から,夫の方への料理の特訓が始まったようです。それは,奥様が書かれたレシピをもとに,夫の方が,奥様の厳しい叱咤のもと料理をつくるという厳しい特訓でした。多分,お二人は,治ると信じ,病気を忘れるために二人で,楽しみながら料理を作っていたと思います。

そして,夫の方は,「メラノーマ患者会」に参加し,いろいろな情報を収集し,奥様に教えることで,奥様を安心させることを行っていたようです。今の私と同じです。病気の当事者は,ネット等で調べることは,勇気が必要で,なかなかできないですよね。私は,よく理解できます。

しかし,残念ながら,リンパ節,肝臓へに移転が見つかりました。分子標的薬と免疫チェックポイント阻害薬を併用する治験を選択し,完治に向けて治療を開始しましたが,2018年4月末には,「余命は週単位かもしれない」と余命を告げられました。

そして,最後は自宅で看取ることを決意し,在宅緩和ケアを選択し,奥様のケアを行いながら,奥様から教わった料理を毎日,出されたそうです。そして,9月に亡くなりました。

亡くなった後,夫の方は,生きる気力を失いましたが,料理によって強制的に生かされたことを知り,ようやく,料理のレシピと特訓は,妻の「自分が死んだ後も,長生きしてほしい」という強い願いだったことを知ったということです。

この話を読んだ時,泣きました。実は,私の妻も料理が好きで,いろんなレシピ本を読み,料理のことばかり考えています。私の方は,その日,妻が料理する材料を調達することを,日課にしてます。そして,妻が作った手作り料理を,焼酎と一緒に楽しむのが,唯一の楽しみです。決して,高価な食材を使った料理ではありません。本当に素朴な料理ですが,愛情たっぷりの料理です。料理が,闘病の辛さを忘れさせてくれていると思います。

料理によって,結ばれる夫婦の形も,いいですね。

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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