皆様,こんにちは!
G7広島サミットが大詰めですね。いろんなご意見があると思いますが,私は,今回のサミットは,かなり意義深いサミットになったと思います。被ばく国日本として,原爆の怖さをしっかりと世界の皆様に発すること,そして,なにより,原爆で破壊的な被害を受けた広島や長崎が,ここまで復興している姿をアピールすることは,本当に意義深いと思います。あれほどの被害を受けながら,ここまで進展した広島市民,長崎市民の皆様に,心から尊敬と感謝の意を表したいと思います。
さて,本日は,どうやら,私含めて,60歳から64歳の皆様は,かなり損していると思い,記事にいたしました。
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「老後貧困」の諸悪の根源 年金受給と定年退職の年齢が異なること!
もうすぐ,61歳になるオッサンですが,いつも,思うことは,
「なんか,損してねぇ~」
です。
だって,まだ現役世代と同じように働けるのに,60歳で定年退職と企業側から強制的に退場を告げられ,頼みの年金は65歳から,なんだか,おかしく感じません?
国としては,60歳以下の定年廃止と65歳までの雇用義務を制度していますが,結局,多くの企業は,「60歳定年,65歳まで再雇用」を採用しています。
要するに,体力,知識,気力も衰えてない60歳台前半の即戦力のオッサンやお姉様方を,安価な労働力として活用するという,なんとなく,弱者が搾取される構造が見えてきませんか?
もちろん,企業側にも考えがあることはわかります。「賃金が低いのが嫌なら,他者へ就職すれば」という選択の道を提供しているようですが,50歳以降の就職状況はかなり厳しいです。私は,身をもって経験しました。また,再雇用で低い賃金があるので,他社への就職でも賃金はかなり落とされることは予想できます。だから,「再就職」は,弱者に突きつける脅しに近い言葉のように思えます。
私は,「どうして,定年退職を65歳に延長するという制度を,国は施行できないのか」,非常に疑問に思います。
しかし,国の方針は,どうやら,労働力の流動性を目指しているようですので,たぶん,企業側に配慮して,定年65歳延長はしないでしょうね。ただし,労働力の流動性の恩恵があるのは,40歳台前半まででないでしょうか?
それは,人材紹介会社のCMの登場人物を見れば,一目瞭然ですね。どこに,50歳以降のオッサンやお姉さま方が登場しているでしょうか?
このような矛盾点があるため,結局,「老後不安」いや「老後貧困」が話題になると思います。もし,65歳に定年退職であるならば,64歳までは,50歳台と同じ,給与が貰えて,差し迫る老後に対して,「貯金」や「投資」といったことができるのではないでしょうか?
60歳になり,この一年間でわかったことは,「定年制度と年金受給開始のズレ」が「老後貧困」の根源だということでした。
皆様,いかがでしょうか?
つづきは,次回へ!
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