皆様,こんにちは!
広島サミットが開催されています。被ばく経験のある広島でのサミットは,非常に意義ある国際会議となると思います。世界の一人でも多くの方が,原爆の恐ろしさを肌で感じていたただけるとありがたいです。
さて,本日は,年金の繰下げ,繰上げについて記事にしました。
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「年金の繰下げ,繰上げ」は「寿命が81歳上下?」が人生の関ケ原?
そろそろ,年金の繰下げ,繰上げをお考えになっている方もいらっしゃると思います。
2020年時点では,以下のような割合で選択されています。
国民年金 26.1%
厚生年金 0.5%
国民年金 1.8%
厚生年金 1.0%
現在は,ほとんどの方が,通常通り,65歳で受給しているようです。
しかし,最近,年金業界で注目されているアプローチに「WPP理論」があります。Work Longer(長く働く)、Private Pensions(私的年金や個人資産の活用)、Public Pensions(公的年金)の3つの頭文字をとったアプローチです。
要するに,70歳まで働き,労働所得と個人資産で70歳までは年金に頼らずに生活し,70歳以降,繰下げ受給したより高い年金で,余生を過ごすというライフスタイルです。
たしかに,人生100年時代ですので,一理ある方法だと思いますが,損益分岐点の視点で考えると,70歳まで繰り下げ場合は,81歳10か月以上生きた場合に,65歳受給より,高い年金を受給できるようです。
すなわち,「WPP理論」は,81歳10か月より長生きされた方にとって有利なアプローチだと言えます。
一方,60歳で繰上げ受給の場合は,月0.4%減額となりますので,65歳受給の場合と比較すると,80歳10か月までに,亡くなると金額的には,有利になります。
おもしろいですね。寿命が80歳10か月以下の場合は,60歳からの繰り上げ受給,81歳10か月以上の場合は,70歳までの繰下げ受給となるわけです。寿命が81歳あたりが,人生の関ケ原みたいです。
結論 「寿命が81歳の上か下か?=「繰下げ」「繰上げ」の有利が決る。」
だから,タイトルの「繰下げて後悔するのはあの世、繰上げて後悔するのはこの世」になるわけです。
となると,あの世の後悔など,ないに等しいので,繰下げの選択がいいのではといった論調のようですが,やはり,通常の人は,あの世でも後悔したくないので,「65歳から」を選択するのでしょうね。
納得です。
つづきは,次回へ!
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