2019年12月に早期退職して、すでに1年6か月になろうとしていますが、いまだ、定職につかず、また、アルバイトすらもしておりません。
この1年6か月を、自宅で、妻の厳しい目にも負けず、のんびりと過ごしています。
あるネットの情報では、転職者が勤め先を辞めてから、次の職場に就職するまでの期間は、以下の通りになっているようです。
・1カ月未満 29.4%
・離職期間なし 24.6%
・1カ月から2か月未満 12.5%
66.5%の方が2か月以内に次の仕事に就いているようです。
多くの人材紹介会社で、半年以上のブランクのある方は、「本人に何かしらの問題があるのでは」と疑問がわく原因になるそうですので、私は、まず、まともな就職は無理でしょう!
そこで、今回は、この1年6か月を振り返ってみて、無職を意識した時は、どんな時だったかを皆様に紹介したいと思います。
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無職を意識した時
名前を呼ばれなくなったと気づいた時
他の方から、「山吉さん」と名前をよばれなくなりました。名前を呼ばれるのは、病院、薬局、役所ぐらいで、月に1回から2回程度です。本当に少ないです。
名前を呼ばれなくなったことに気づいた時、毎日のように、名前を呼ばれていたサラリーマン時代を懐かしく思えてきました。
しかし、名前が呼ばれないことは、社会とのつながりが疎になっていることを示しているようですので、今後は、ボランティア活動等で、社会とのつながりを増やしていきたいと思います。
いくつになっても、名前は呼ばれたいものですよね。
職業欄に無職と記入する時
先日、銀行で新しい口座を開設したのですが、申込用紙に、職業欄があり、「無職」と記入した時、「口座開設を断られるかもしれない」と思い、ひやひやしました。
問題なく、口座開設できたので、ほっとしましたが、書類に無職と記入する時は、少し気が引けますよね。
それは、「無職=社会的信用が低い」と無意識に思っているからでしょう。
これからは、無職でなく、例えば個人事業主とでも記入しようかと思っています。相手側は、調べようがありませんので。
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近所の方と挨拶する時
朝9時過ぎに、近くの川沿いの遊歩道を散歩することを日課にしています。
心地よい風にあたりながらの散歩は最高ですが、たまに近所の方と会い、挨拶することがあります。そんな時、こんな時間帯にのんびりと散歩できることは、「無職」であることを晒しているようで、きまり悪い気持ちになります。
気にしなければ、それまでのことですが、やはり、他人の目を気にしてしまいます。
夕食が寂しくなったと感じた時
会社員時代には、私の夕食には、毎日、私の好物の「さしみ」がありました。しかし、いまは、ありません。食事代を削るためです。
「さしみ」以外にも、晩酌の焼酎も、4Lの徳用サイズに変わりました。
そんな夕食を見ながら、いつも、会社員時代は、ずいぶんと、贅沢をしていたなと懐かしく感じます。
しかし、今の食生活の方が健康的だと自分に言い聞かせて、我慢しています。
平日の昼間に図書館に行った時
無職になってから、よく図書館に行くようになりました。無料で時間をつぶせる場所は、図書館ぐらいです。
しかし、平日の昼間の図書館は、私みたいな暇なおじさんが大勢いらっしゃいます。
新聞、雑誌を読んでいる方、寝ている方といろいろですが、私も、そのメンバーになったのかと思うと少し落ち込むことがあります。
でも、無職はだれもがなる
このように、私は、無職を前向きに捉えてない気持ちがあり、無職を意識してしまうのだと思います。
しかし、セミリタイア中であれば、無職自体は普通のことであり、もっと、無職の生活を楽しむべきだと思います。
たぶん、30年以上、サラリーマンで仕事をしてきたため、無職にまだ慣れてないのかもしれません。
しかし、いずれは、誰もが無職になるわけですから、人より、早く無職になって、楽しんでいると思えば、この無職をもっと前向きに捉えることができると思います。
「無職」を楽しめる人が、人生の勝者かもしれません。
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