健康診断を信じられますか?何もしない方がいい!

ライフ

災害レベルのコロナ感染者の急増により、今年のお盆も、昨年と同様で、静かに暮らしています。来年は、例年通りのお盆休みになってもらいたいものですね。

さて、今回は、健康診断について話題にしたいと思います。誰もが受診している健康診断を、「信じられますか」と意味深なタイトルにしていますが、実は、雑誌PRESIDENTで、「緊急告発!信じてはいけない健康診断」という記事を目にして、私が知らなかった健康診断に関する事実を知り、健康診断について、少し考えさせられましたので、今回、記事にしようと考えました。

尚、PRESIDENTの記事は、医師を40年以上勤めている近藤誠氏と精神科医 和田秀樹氏の対談形式で記載されております。

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なぜ信じられないのか?

「何もしない」ほうが長生きする

フィンランドの生活習慣病の治療の効果を調べた比較試験で、生活指導や薬を飲ませるなど医者による「医療介入」を行ったグループの方が、何もせずそのまま「放置」したグループより、15年間の総死亡数が46%も多いことが分かったようです。

「元気で健康だと思っている人を検査して生活習慣病を見つけ出し、クスリを飲ませる」のは逆効果で、「総死亡数」は増えるという結論なったということです。

儲かる製薬会社

WHO(世界保健期間)の血圧の基準ですが、1978年に160/95でしたが、99年の140/90に下げました。すると米国の降圧剤の売る上げが年間3000億から5倍以上の1兆6300億円となりました。一方、日本では、08年から始まったメタボ健診では130/90になると、国内の降圧剤の売り上げが98年の2000億から8年には1兆円になったそうです。

基準を下げることで、製薬会社が儲かる図式になっているようです。

加齢が最大のリスクファクタ

高血圧を放置すると動脈硬化が進んで危険と言われていますが、動脈硬化の最大のリスクファクタ―は加齢。年を取れば、誰でも血管の壁が厚くなり、血液の通り道が狭くなります。加齢のために、血圧が高くなっているとしたら、クスリで血圧を下げようもないし、防ぎようもないのです。

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薬をやめられるか?

皆様、いかがでしょうか?少し、驚かれたのではないでしょうか?

ただし、健康診断で、初期段階のがんを発見したりするケースがありますので、一概に健康診断を否定することはできないと思いますが、メタボ健診のように、数値による診断については、冷静に診断結果を見る必要があると思いました。

個人差のある健康指数を、一律に判断するのは無理があるのかもしれませんね。

実は、私は、40代の頃、血圧が160を超えて以来、毎月1回、医療機関に通院し、血圧を診断してもらい、毎日朝と夜に降圧剤を服用しています。服用後は、血圧は130台まで低下しました。

今回の記事を読み、薬をやめることを考えましたが、やはり、動脈硬化による脳卒中、脳梗塞が怖いため、薬をやめられないと思いました。

やめることによるリスクとやめないことによるリスクを比較した結果です。

一度、服用を始めると、断薬するにはかなりの勇気が必要です。

しかし、フィンランドの実験結果から、「何もしない」方が長生きしたという結果から、「放置する」選択肢もあることがわかりました。今後は、健康診断等でなにか見つかった場合、「放置する」ことについても、医師に相談してみたいと思います。

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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