皆様 こんにちは!
本日も,曇り空です。朝,涼しい中,家の周りの草むしりをしました。妻は,抗がん剤の副作用のため,ベットで横になっていますので,ひとりで。朝,一仕事すると,気持ちいいですが,少し眠くなり,横になってしまいました。朝の貴重な時間を,寝るなんてことは,サラリーマン時代には,なかったことです。本日は,無職の特権を満喫しました。
それでは,話のつづきをいたします。
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家事の引継ぎ
抗がん剤治療開始日までの1週間,妻と相談して,家事をなるべく引き継ぐことにしました。
料理,買い物,食器洗い,部屋そうじ,トイレ掃除,お風呂場掃除,洗濯,洗濯物干し,ゴミ出し,等々。
妻に教わりながら,実際に私が手を動かしながら,行うようにしました。
正直,私は,必死でした。それは,「妻の死」が頭の片隅にあり,一人暮らしになった場合の備えとして,捉えていました。
妻は,どのように受け止めていたかは,わかりませんが,腹水できつい状況の中,私にやさしく教えてくれました。多分,妻も私と同じ考えだったと思います。
丁寧な家事に感謝
妻に教わりながら,家事をするのですが,感じたことは,「妻は,本当に丁寧に家事をしているな」と思いました。
食材や食器の洗い方,食器のしまい方,冷蔵庫の収納,洗濯物の干し方,,,いたるところに,妻なりの工夫が見受けられ,また,ひとつひとつ,丁寧に扱っていることがわかり,驚きました。
ふだん,私は,家事は一切,妻任せでしたから,妻がどのような家事をしているかなど,興味もなく,ただ,出された食事を食べ,クローゼットにある服や下着を身に着け,会社に向かうという生活でしたので,妻の家事に対する心遣いが,ようやくわかりました。しかも,子供2人の子育てをしっかりと行いながら!立派だと思いました。
いざ,自分で家事をやって,初めて,妻の偉大さがわかるものですね。
私は,妻から教わりながら,「こんなに丁寧にしていたのか。たぶん,俺にはできないから,長生きしてくれよ。」と冗談半分に話しかけると,妻は笑いながら,「私は,死なないよ。」といつもの妻の明るさが戻ってきたようでした。
妻の偉大さを知った1週間でした。
つづきは,次回に!
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