ガンセンター 妻との約束

妻の闘病

皆様,こんにちは!

本日も薄曇りの天気です。大雨の被害に巻き込まれた地域もあるようです。この時期の大雨は,非常に怖いですよね。皆様もお気をつけ下さい。

それでは,つづきの話をします。

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2つの約束

診察も終了し,会計を済ませて,帰路につきました。

妻と私は,あまり会話もせず,黙って,電車に乗り込みました。

ふと,妻を見るとやはり,心配そうな表情をしており,診断での内容に,ショックを受けたようでした。私は,妻の表情を見ながら,妻を安心させるには,どうしたらいいだろうか?と考えました。

そこで,治療にだけ専念してもらう環境を整えることが,今,私含めた家族ができることだと思い,妻に,2つの約束をしました。

お金の心配をさせない

一つ目が,経済的な面での不安を打ち消すことでした。

ガン治療の抗がん剤,手術,薬にかかる費用は,高額医療費制度があると言えども,結構,高額です。私は,現在,無職で収入のない中,月3万から4万円程度の出費は,正直言って,きついです。年間で,50万程度かかると思っています。しかも,今年一年だけでなく,少なくとも数年は,これだけの金額がかかると思っています。

妻は,この金額を非常に気にしているようでした。

私は,病気(がんではありません)のため,無職になって以来,私たちは,かなり切り詰めた生活をしていましたので,妻は,本当にお金の面を心配していたと思いました。

この心配を,まず取り除くことが必要と考え,「お金のことは,一切,気にしないように!」と妻に伝えました。妻は心配そうに,「大丈夫なの?」と尋ねてきましたが,「大丈夫だと思う。少し,貯金もあるし,必要な場合は,俺が働くから」と話し,妻の心配を取り除こうとしました。

私は,退職後も体調およびメンタル面を考慮し,あまり無理せず,人生を送るセミリタイアの生活を選択しましたが,妻の治療費を考慮すると,この生活スタイルを変更することも視野に入れて,対応せざる得ないと考えました。ガンは,私の老後の計画を白紙にしました。

家事など,極力,協力する

妻が行ってきた家事についても,私が,極力,行うようにしたいと申し出しました。

抗がん剤の副作用で,多分,妻は,動けない日もあるでしょうし,また,メンタル的でも厳しい時もあるでしょう。なるべく,私と家族で,妻に家事の負担を少なくしたいと考えました。

妻は,一言,笑顔で「ありがとう」とうなづきました。

私は,「じっくりと治療に専念して,1年後には,寛解しよう。そのためには,まず,抗がん剤治療に集中しようね。」と話しをすると,妻は,「大丈夫。頑張るから。」と笑顔で,答えてくれました。

以上のように,妻に2つの約束をしましたので,抗がん剤治療が開始するまでの間,私は,妻から家事の引継ぎを行ったのですが,やっぱり,慣れないことをいきなり行うことは,難しいことでした。

つづきは,次回に!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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