3分の1しか当たらない余命宣告 必要?

ライフ

皆様,こんにちは!

京都地方では,雪のために大変でした。新名神高速道路でも,交通麻痺して,トッラクの運転手さんはじめドライバー,皆さん,長時間立ち往生して本当に,お疲れ様でした。都市での雪の影響は,甚大ですよね。これからも寒さが増してくると思いますので,外にお出かけになる際は,十分にご注意願います。

本日は,twitterで,勝俣先生が,コメントしていらしゃった余命について,考えてみましたので,ご紹介します。

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患者には重大,でも,あいまいな余命宣告,必要ないのでは?

 

「あなたの余命は,〇〇です。」と言われると,落ち込むどころか,たぶん,頭が真っ白になると思います。

実は,私の妻も,主治医に,「もし,TC療法が効かない場合は,1年から2年でしょう」と言われ,かなり妻が動揺したのを覚えています。妻の場合は,「TC療法が効かない場合」という仮定の話でしたので,私から「もしもの話だから,あまり気にしないように」と説明して,落ち着きましたが,ちょっとしたことでも,医師から余命を伺うと,かなり精神的にきついと思います。

もちろん,仮定の話として,妻の主治医もお話になったと思いますので,主治医を責めるといった気持ちは,さらさらありません。むしろ,感謝しています。ただ,余命の話は,受け取る方にとっては,重大な話であると,その時,強く感じました。

しかし,この余命は,「どのようにして決まるか」について,一般社団法人全国がん患者団体連合会の天野理事長の「【識者の眼】「がんの病名告知と余命告知」天野慎介」によると,あくまでも,「医師の経験に基づく推量、あるいは臨床試験等の生存期間の中央値などをもとに伝えられている」数値であり,実際,ある調査では,ばらつきが大きく,また,たった36%しか余命予測が当たらなかったという驚きの結果だったようです余命の予測は当たらないというのが今や医療界の常識ということだそうです。

結構,当たらないことに驚きますね。

しかし,患者としては,どの程度の生きるかは非常に重要事項ですから,主治医に確認したいし,医師の言葉を信じると思います。

だから,患者側も,余命を確認しても,その値はあくまでも,統計上の中央値として冷静に受け入れ,自分の生命力を信じて,やるべきことを淡々とこなしていくといいのではと思います。

ガンには,その特性を示すいろいろな数字があります。例えば,生存率,再発率,奏効率,そして,余命と。。でも,これらの数字は,あくまでも統計上の中央値です。

だから,自分がどうなるかを示す数値でないことを,肝に銘ずるべきだと思います。

私は,卵巣がんに罹患して,寛解した妻に対しては,決して,ガンに関する数字は言わないようにしてます。それは,話したところで,なに一つ解決しないからです。

非常に重要で,命にかかわる数字かもしれませんが,冷静に見つめる知恵も必要と思います。

たとえば,がんに関する数字は,「聞かない,調べない,話さない」という方法も一つの方法かも知れませんね。

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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