「もう,逝かせてくれ」と漏らした坂本龍一さんの覚悟

有名人秘話

皆様,こんにちは!

今日から,入社という方も多くいらしゃると思います。私は,26年前,息子は,11年前,娘は,6年前に入社式を経験しました。私は,既に卒業した身ですが,入社式は,緊張と期待とで複雑な気持ちだったと思います。これから,長い仕事人生の始まりですが,楽しく,悔いのない仕事人生を送っていただければと思います。

さて,本日は,3月28日にご逝去なさいました教授こと坂本龍一さんのことを記事にしたいと思います。

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直腸がんでご逝去なさった坂本龍一さんの言葉に胸を打たれる

今朝,坂本龍一さんのご逝去の一報を伺い,驚きました。直腸がんで,両肺にも転移したステージⅣということは,存じておりましたが,ご逝去の一報で,私はかなり落ち込みました。

坂本龍一さんの音楽との出会いは,高校生の時です。友人が,カセットテープにYMOの『イエロー・マジック・オーケストラ』 をダビングして持ってきて,昼休みに,皆で聞いた時でした。

そして,始めて聞く,テクノポップスに打ちのめされました。いつも,聞いている松田聖子や早見優などのアイドルの曲と,全く違う新しさ,でも,すごく聞きやすい,その上,アルバムに面白さのテイストがあり,一発で気に入りました。

アイドルと比較するなんて,今思うと,本当に失礼な話ですよね。すいません,YMOの皆様。

その後,坂本龍一さんの活躍は,記載するまでもないと思います。すばらしい曲を提供し,アカデミー賞作曲賞を日本人初の受賞なさいました。すばらしいですね。

このように活躍していた坂本龍一さんですが,60歳からガンとの闘いの人生でした。

2014年に中咽頭がん,2020年に直腸ガンのステージⅣに罹患し,まさに,ガン闘病の生活だったと思いますが,直腸がんになった時、「がんとともに生きる」という考えに変わったということです。

さて,坂本龍一さんは,多数の名言を残しています。その中でも,私は,以下の2つの名言が好きです。

自分の思い通りに生きたがどうかが大事。長さではない。どう生きるかどう死ぬかっていうのは個人が責任を持って選んで下さい。

最終的に自分のエゴを乗り越えることが悟りであり、それは死をいかに乗り越えるかということでもある。

何か,70年あまりの人生で,最終局面で,坂本龍一さんが語った言葉ではないかと勝手に想像していますが,これらの言葉から,直面する「死」に対して「覚悟」と自らの人生に対する「達成感」のような気持ちが伝わってきます。「すばらしい人生だった」と振り返っているようですね。

最後に,「もう,逝かしてくれ!」と漏らした言葉に,ガンの辛さ,痛みが伝わってきて,最後の最後まで坂本龍一さんを苦しませたガンに,なにか,憎しみを感じました。坂本さんは,「がんとともに生きる」と言っているのに。。

最後に、坂本龍一さんが好んだ一節をご紹介します。
Ars longa, vita brevis
芸術は長く、人生は短し

ご冥福をお祈りいたします。素晴らしい曲,ありがとうございました。いつもまでも,坂本さんの創作なさった曲は皆さんを楽しませると思います。合掌。

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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