50代以降は、教育費、週宅ローン等から解放されると同時に、仕事の面でも、役職定年、定年退職と一段落つく頃では、ないでしょうか?そして、「老後」について、そろそろ考え始める頃ですよね。
したがって、40代とは違って、幸福についての考え方も変わる頃だと思います。
このように変化する50代以降の方々、4295人と大勢の方々に、「貯金、家族、仕事」について、アンケート調査した結果が、雑誌Presidentに掲載されていました。このアンケート結果をもとに、今回は、「幸福感をもたらすもの」について、報告します。
スポンサーリンク
アンケート結果
現状の幸福感について
現状の幸福感について、アンケートをした結果です。8割近くの方が、現状に幸福と思っているようです。
回答 | 回答率(%) |
幸福である | 79 |
不幸である | 21 |
幸福と関係が深いもの
先程の現状の幸福感について幸福と回答している方々の「あなたの幸福と関係が深いものはどれか?」に対する質問の回答結果です。
回答 | 回答率(%) |
健康状況 | 77 |
家計の状況 | 70 |
家庭関係 | 65 |
自由な時間 | 59 |
生きがい | 50 |
就業状況 | 32 |
友人関係 | 30 |
この結果より、7割以上の方が、「健康」と「お金」と回答していることから、幸福と関係が深いものは、「健康」と「お金」ということがわかります。
年齢を重ねると「健康」の不安が増してくる
このように、健康とお金が幸福には不可欠なもののようですが、年齢とともに不安の度合いが変化していきます。
「日常生活の悩みや不安はどれですか」という質問を年代別に実施したところ、「お金」、すなわち老後の生活設計は、年齢とともに、少なくなっていくことがわかります。実際に老後になるとなんとかやりくりできるようになるのでしょうか?
年齢 | 回答率(%) |
50代 | 71 |
60代 | 64 |
70代 | 42 |
一方、健康に対しては、年齢とともに、大きくなっていくことがわかります。
年齢 | 回答率(%) |
50代 | 49 |
60代 | 63 |
70代 | 76 |
年齢とともに、「お金」の心配は薄れていく、一方で、「健康」の不安が大きくなるというのが、一般的なようです。
スポンサーリンク
セミリタイアは幸福な生き方?
以上より、幸福感をもたらすものは、「健康」と「お金」であることがわかりましたが、50代以降は、「お金」と「健康」とを上手に付き合っていく人生が、幸福な生き方のように思います。
すると、セミリタイアの生き方は、どうでしょうか?
「健康」に関しては、体力的、精神的にもきつい仕事をいち早く退職し、ストレスのかからない範囲で、労働することが可能なため、より、健康的な生活ができると思います。また「お金」に関しても、老後まで見据えて、資産、不労収入、労働収入をバランスよく維持しながら生活するため、「お金」に対する不安も少ないと思います。
「健康」と「お金」から見て、セミリタイアの生き方は、50代以降、幸福感を感じる生き方の1つのように思えますが、いかがでしょうか?
私自身、会社を早期退職したという喪失感がある一方、「健康」と「お金」についてはそれほど不安もなく生活できており、幸福感をもっているグループかもしれません。しかし、「健康」や「お金」以外にも、生きがいも求めており、少し贅沢なのかもしれません。
「幸福」は、人それぞれです。ご自身でも、お考えになられてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂き、ありがとうございました。よろしければ、ポチッお願いします。今後の励みになります。
読者登録もして頂ければと思います。
スポンサーリンク