皆様、IDECOの掛金は、いくらぐらいでしょうか?
私の場合、無職いや個人事業主(?)ですので、第1号被保険者となり、掛金は月額5000円~68,000円までとなります。
ネットで、平均の掛金を調べましたが、第1号被保険者の場合、27,270円、会社員の方々(第2号被保険者)は、14,352円、専業主婦の方々(第3号被保険者)は、16,170円のようです。
おおよそ、掛金は、15,000円から30,000円であることがわかります。
しかし、私は、いろいろと考えましたが、結局、最低掛金の5000円としました。
今回は、どうして、最低掛金である5000円にしたかについて、皆様にご紹介したいと思います。
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最低掛金の5000円にした理由
受け取り時の節税効果のため掛金は必要
そもそも、掛金をかけなければいいのではないかと思われる方がいらしゃると思いますが、受け取り時の節税効果のために、掛金をかける必要があります。詳細を以下に述べます。
以前のブログ記事「セミリタイアの私が気になる年金改正は?」で取り上げましたが、2022年5月以降、IDECOの加入可能年齢が、65歳未満まで延長されます。
その結果、60歳以降も、IDECOに掛金を積み立てることができ、退職所得控除が、掛金の積立期間の延長により、増大されます。
すなわち、IDECOの一括受け取り時に、掛金積立期間だけ節税効果が大きくなります。
ただし、掛金の積立は、国民年金の任意加入制度や厚生年金に加入していることが条件が必要となりますので、ご注意願います。
私の場合、64歳まで任意加入できますので、64歳まで掛金を積み増し、65歳で、一括受け取りにしたいと考えており、5年間ほど、掛金を積み増しし、少額でも、長く続けることを優先しました。
現在、稼ぎがほとんどない
現在、無職に近い状況ですから、IDECOの掛金は、貯金を取り崩してとなります。貯金を取り崩して、IDECOに組み替えることに対して、少し、抵抗感がありました。理由は、IDECOは、受け取る時に税金がかかるからです。わざわざ、税金がかかるIDECOに組み替えする必要はないと思いました。
また、IDECOのメリットの1つの掛金が全額所得控除になる点についても、そもそも、所得がほとんどない状況では、あまり所得控除の効果がないと思いました。
こうしたことから、最低掛金の5000円としました。
もし、バイト等、ある一定以上の稼ぎが生じた場合は、その金額により、掛金を変更しようと思います。
運用期間がそれほど長くない
私の場合、IDECOは、65歳で一括受け取りしたいと考えています。
すると、運用できる期間は、あと5年程度です。
この先の世界経済の動向はわかりませんが、もし、不況に陥った場合、運用益が大きく目減りし、運用期間が短期間のために取り戻せない可能性があります。
その対策として、私は、IDECOのアセットアロケーションを、定期預金といった元本割れしない商品へ投資比率を高めています。
このような状況では、貯金を取り崩してまで、掛金を高くする必要ないと思い、最低掛金の5000円にしています。
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積立NISAがある
IDECO以外にも、運用益が非課税の積立NISAもあります。積立NISAの場合、20年運用ができまし、商品も豊富です。
もし、今から、投資信託を始めるのであれば、IDECOより積立NISAがお得と考えました。
掛金を増やし、運用する方がお得?
しかし、掛金を増やして、低利子の貯金から、少しでも運用益を増やせるIDECOに投資するべきだとお考えの方も、いらっしゃると思います。
私も、退職直後は、そのように思っていました。
しかし、YouTubeやブログ等を拝見しましたが、多くのメディアが、60歳以降の運用に関しては、どちらかというと保守的な運用を勧めており、むしろ、生活費のダウンサイジングに重きをおく考え方を推奨しています。私は、この考え方に、変えました。
ただし、考え方は、人それぞれだと思いますし、正解はないと思います。
ただ、私のプログ記事が、少しでも皆様の参考になっていただければありがたいです。
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