皆様,ねんきん定期便をチェックしていますか?
実は,先日,驚いたことがありました。
妻の年金が増えていた!
先日,妻の令和3年度のねんきん定期便が届きました。
念のため,私の方で,チェックしましたが,令和元年度のねんきん定期便と比較すると,老齢厚生年金の報酬比例部分が,なんと6万円以上増えていました。
妻は,すでに専業主婦で,令和元年から3年までは,仕事をしていないので,老齢厚生年金が増えることはありません。ですから,なにかの間違いではないかと思いました。
そこで,年金ダイヤルに問い合わせを行ったところ,「令和3年度分には,企業年金が加算された額が老齢厚生年金の比例部分に記載されている」との説明がありました。
企業年金が加算される。。?
そういえば,妻は,私と結婚する前に,あるメーカに勤め,結婚と同時に退職しました。結婚前に数年間,働いた頃に関係している年金だと思いました。
さらに,支給のための手続き方法や特別支給の老齢厚生年金でも,加算されてもらえるのかといった点を確認したかったのですが,「どういった企業年金に加入されているかによって対応が異なるため,詳しいことは,企業年金連合会に確認するように」とのことでした。
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企業年金連合会への問い合わせ
年金情報は,個人情報ですので,妻が厚生年金連連絡しました。
すると,やはり,結婚前に勤めていた会社の年金だということがわかりました。
しかも,この年金は,特別支給の老齢厚生年金としても支給されることがわかり,嬉しかったです。
手続きは,企業年金連合会より,特別支給の老齢厚生年金の支給時期に,書類が送付されるので,その書類に必要事項を記載することで終了とのことでした。
したがって,企業年金連合会に,現在住所を知らせる必要があります。
私の妻の場合,旧姓のままで,独身時代に住んでいた住所を登録していましたので,もし,今回,連絡して現住所を伝えてなかったら,重要な書類が届かず,受給されないことになったと思います。
気づいて,「本当によかった」と溜息をつきました。
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116.6万人が貰い忘れている
実際,ネット記事「取りっぱぐれ注意!企業年金,加給年金,遺族厚生年金の請求を忘れていませんか」によると,企業年金を貰い忘れている方は,116.6万人にもなるそうです,
企業年金受給者は約1100万人ですから,10%程度の方が請求していないことになります。
結構な方が,貰い忘れていますよね。
貰い忘れている方の多くが,引っ越しなどで,企業年金連合会に現住所を連絡せず,案内が届かないケースのようです。
まさに,私の妻と同じようなケースです。
その他にも,案内がきても,請求しない方が,51.5万人もいらしゃるようです。たぶん,気づかずに捨ててしまったのでしょう。
もったないですよね。
企業年金のご確認を!
今回は,ねんきん定期便で,たまたま気づきました。
ねんきん定期便で,もし,前年度より増えていた場合は,企業年金の可能性がありますので,年金ダイヤルでご確認するといいと思います。
また,厚生年金基金や確定給付企業年金のある企業を短期間(10年未満)で退職した方に年金給付を企業年金連合会で行っている様ですので,心当たりのある方は,企業年金連合会にご連絡して,ご確認するといいでしょう。
くれぐれも,貰い忘れないようにしましょうね。
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