定年退職後、何か仕事をしたいと考えられる方も多いとと思います。
現在、友人からの紹介、人材紹介会社、就職サイト、ハローワークと職業を探す方法は、いろいろとあります。
しかし、定年後の就職活動は、ミドル層の方々とは、状況が異なり、なかなか就職先を見つからないケースが多い様です。
知り合い方や人材紹介会社からの紹介で会社を決めるといった方もいらっしゃると思いますが、そのような機会に恵まれない方に対して、就職活動としてハローワークをお勧めします。
スポンサーリンク
ハローワークのおすすめポイント
豊富な求人情報
私の方で人材紹介会社に確認しましたが、シニア向けの正社員の求人案件は少ないとのことでした。
したがって、正社員だけでなく、派遣社員、パート職まで枠を広げた就職活動が必要です。
ハローワークには、正社員、派遣、パート、請負まで、幅広い求人があります。
また、厚生労働省 「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績」(令和2年1月)によると、求人数が、2018年度1039万人と非常に多くの求人があります。さらに、65歳以上の求人数も55万人と多数あります。
このように、豊富な求人情報がハローワークにはあります。
多数の就職件数実績
私の経験ですが、人材派遣会社からの紹介で、就職に結びつくケースはありませんでした。紹介があっても、ほとんどが書類面接で受からないか、面接で落ちるという具合でした。
一方、ハローワークでは、就職件数についても、60歳以上で2018年度24万件、65歳以上で12万件と、かなり多くの実績があります。
このようにハローワークは、就職まで結びつくケースは高い状況です。
無料で相談窓口がある。
シニア層には、就職活動の相談できる機会が少ないのが実情です。。
しかし、ハローワークには、相談窓口があり、幅広い相談を、だれでも、無料でできます。
たとえば、「この求人の会社には、60歳以降のシニアも働いているのか?」「この求人には資格としてどんな資格が必要か?」「履歴書、職務経歴書の書き方」といったいろいろな相談ができます。
また、65歳以上の再就職支援として、「生涯現役支援窓口」が240所あり、手厚い支援を実施しています。
スポンサーリンク
インターネットでの求人検索ができる
自宅でインターネットで下記のサイトにアクセスすることで、求人検索できます。
求人検索の画面にて、年齢の欄に、「不問のみ」とまた、就業場所に該当する場所を入力すると、該当する案件が表示されます。
また、資格があれば、資格名をフリーワードに記載すると、関係する求人が表示されます。
まずは、インタネットで、案件を確認してみてはいかがでしょうか?
544所に設置されている
全国544所に設置されていますので、お近くにハローワークがあります。
何か相談したい点があれば、すぐに行くことが可能です。
実践方法
それでは、具体的にどのように対応していくかを説明します。
求職申込書に記入
まず、お近くのハローワークに行き、氏名、年齢等の求職申込書を記入し、窓口に提出して、ハローワークカードを発行してもらいましょう。
ハローワークカードは、今後、職業相談、紹介のサービスを受ける際に必要なカードです。
インターネットで求人を検索する
インターネットで、求人を検索します。
自分にあった求人を見つけ出し、わからない点、明確にするべき点を洗い出しましょう。
相談窓口で相談する
2で検討した求人について相談し、不明確な点を明らかにしましょう。
相談の結果、応募するかどうかを判断します。
紹介状の入手
応募すると決定したら、相談員は企業に電話して、応募の可否について確認してもらいます。
応募できる場合は、相談員から紹介状を入手しましょう。
履歴書、職務経歴書の準備
応募が決定しましたら、履歴書、職務経歴書を準備します。
書き方についても、相談員に相談してもいいですよ。
面接
紹介状、履歴書、職務経歴書を提出後、書類選考が合格しますと、企業との面接があります。
しかし、書類選考が通らない場合がありますので、履歴書と職務経歴書ではしっかりと経験、スキルをアピールしましょう。
面談では、あせらず、自分をアピールしてくださいね。
結果通知
結果通知は、本人直接か、ハローワークに届きます。
もし、不合格の場合でも、落ち込まず、次をめざしましょう。
必ず、いい求人がありますので!
こういった流れで進めます。何かあれば、迷わず相談員に相談してくださいね!
まとめ
・豊富な求人情報数 2018年度1039万人
・就職件数実績 2018年度60歳以上24万件
・幅広い相談を、だれでも、無料で相談できる
・自宅でインターネットでの検索
・544所に設置されている
・求職申込書に記入し、ハロワークカードを入手
・インターネットで検索し希望の求人を見つける
・相談窓口で相談し、応募を判断する
・相手先から応募の了解後に紹介状を入手
・履歴書、職務経歴書の準備
・書類選考後に、面談を受ける
・結果通知(合格通知だといいですね)
スポンサーリンク