皆様，こんにちは！
昨日は，大変な事件が起きました。安部元首相への蛮行は，絶対に許せません。安部元首相のご冥福を祈念いたします。
それでは，つづきの話をします。
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卵巣がんの先進医療
抗がん治療開始まであと1週間というところで（遅い！），卵巣がんの先進医療について，検討しました。私の妻は，ある医療保険に加入しており，その保険に，先進医療給付特約があるため，念のため，先進医療について，調べてみました。
すると，抗がん剤を直接，腹腔内に投与する「パクリタキセル静脈内投与及びカルボプラチン腹腔内投与の併用療法」があることがわかりました。
従来の標準治療であるTC療法が，抗がん剤の静脈内投与であるのに対して，この先進医療は，腹腔内に直接投与するため，より効果が高く，副作用も軽減されるとネットでは，紹介されていました。しかも，この先進医療は，再発の際には適用されないようですので，現状の段階でしかチャンスはない治療です，
先日の診断で，医師より抗がん剤の奏効率を聞かされ，若干，不安を感じていましたので，より効果の高い先進医療に，興味を持ちました。
しかも，私の住んでいる市の病院で，受けられることがわかり，この先進医療の方が，いいのではと心揺さぶられました。
あと1週間しかない中，本当に悩みました。
結局，あきらめる
しかし，当然，ガンセンターから転院する必要があり，転院後に，転院先の病院で，検査等を行い，先進医療に該当するかどうかの判断が必要になります。
その上，この医療を受けるには，腹腔ポートを腹腔内に挿入する手術が必要になります。
冷静に考えてみると，先進医療を受けられないというリスクがあるうえ，治療を受けられるとしても，治療開始まで数週間の時間を要すると判断しました。これでは，腹水，胸水で体力をかなり消耗している妻は，もたないと思いました，
折角の先進医療でしたが，現状の状況では，あきらめざる得ないと判断し，また，ガンセンターの治療を心待ちしている妻にも，あまり悩ませたくないと考え，先進医療の話はしないことにしました。
この判断が正しいかどうかは，わかりませんが，少なくとも，今は，ガンセンターを信頼し，妻と一緒に乗り越えようと考えました。
そして，心待ちにしていた抗がん剤治療が，5月2日より，始まりました。
つづきは，次回へ。
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