皆様,こんにちは!
台風14号が,九州に接近しています。3連休は,台風の影響を受けそうですね。特に,九州,中国地方の方は,台風の進路にご注意願います。
本日は,卵巣がんの死亡率について,記事にしたいと思います。
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卵巣がんの死亡率は減っている!
国立がん研究センターの統計情報を,確認しましたが,下のグラフより,以下のことがわかりました。
・卵巣がんの罹患者数は,1万人を超え,右肩上がりで増えている。
・一方,卵巣がんによる死亡者数は,4000人程度で,罹患者数を比較して,増加がかなり少ない。
このことから,卵巣がんの死亡数は,減少方向でないかと思いました。
そこで,年齢調整罹患率と死亡率を見てみました。この年齢調整罹患率とは,高齢になればなるほど、がんになりやすくなりますが、年をとることは、がん予防の取り組みで除去できることではありません。したがって,「高齢化の影響」を除去した上で、評価する必要があります。そこで,「高齢化の影響」を除去するための、「年齢調整」を行った罹患数を意味しています。もちろん,年齢調整死亡率もあります。
これらの年齢調整した結果を,下のグラフに示します。
・年齢調整罹患率は,右肩上がりで増加している。
・年齢調整死亡率は,若干であるが,減少方向である。
これらのことから,卵巣がんによる死亡率は罹患率と比較して,やや減少方向であると思います。減少幅は,小さくても,希望の持てると思います。
これらの結果は,やはり,分子標的薬などの新しい薬のおかげだと思います。新しい治療方法が開発され,少しづつかもしれませんが,死亡率が減ってもらえると,いいですよね。
卵巣がんでお悩みの皆様にとって,元気のでる情報だといいのですが。。
つづきは,次回へ!
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