妻のつぶやき 交通事故にあったみたい。。。

妻の闘病

皆様,こんにちは!

本日は,晴れ間もあり,過ごしやすい天候で,久しぶりに,散歩しました。やっぱり,気分いいですよね。こんな日が,続くといいのですが。。

それでは,つづきをどうぞ。

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妻との散歩

2回目の抗がん剤投与後,1週間ほど経ち,抗がん剤の副作用も抜けた頃に,妻を散歩に誘いました。その頃には,腹水,胸水もだいぶ減ったようで,家でも,家事ができるようになったので,妻を外に連れ出して,気分転換させようと思いつきました。

妻は,「足に痺れがあるので,ゆっくりであれば,散歩してもいい」と答えましたので,夕方に,近くにある公園まで,二人で散歩しました。

公園には,小さい子供たち,愛犬を連れたご婦人,ランニングしている男性と多くの方がいらしゃり,明るい声が至るところからあふれる中,妻と二人で,気持ちよく散歩しました。久しぶりの散歩で,妻は,「足が痺れて,感覚がいつもと違う」とか,「たいぶ,足の筋肉が落ちたみたいだけど,前よりは,体が動く」と話しながら,久しぶりの散歩を楽しんでいるようでした。

私は,ようやく,いつもの妻にもどったなと思い,安堵しました。

妻のつぶやき

そろそろ,散歩を終えて,帰宅しようと思った時,妻が,ふと,「今回は,ごめんね。交通事故に遭ったみたいだった。」とつぶやきました。

妻は,体調を崩して以来,あまり,病気について話すことがなかったのですが,ようやく体調が戻り,安心したからだと思いますが,妻の本音を聞けたような気がしました。

確かに,体調の異変がなかったのに,突然,腹水,胸水がたまり,卵巣がんだと告知されたわけですから,妻からみると,防ぎようもない,突発的に交通事故に巻き込まれたと思います。私も,思わずうなづきながら,この2か月,次から次に,しかも悪い方に展開されていった出来事を思い出し,思わず,ため息をついてしまいました。

しかし,妻は,「でも,私は,くたばらないからね。」と力強く,私を見つめながら,話してきました。私は,「当たり前だ」とうなづきました。

卵巣がん,いや,がんに罹患なさった方のほとんどが,「どうして,私が?」と思い悩むと思いますが,妻は,その悩みを,「交通事故に遭った」と割り切って,次に挑む姿を見せたのだと思います。

何気ない会話でしたが,妻の強い意志がわかり,勇気づけられました。

つづきは,次回!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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