病理結果と今後の治療方針

妻の闘病

皆様,こんにちは!

今朝,庭に咲いている金木犀の香りがあたり一面で嗅ぐことができ,秋の訪れを感じました。金木犀の香りは,いい香りで,すがすがしい気持ちになります。

さて,本日は,先日行われた手術で切り取った腫瘍の病理結果を聞けましたので,報告します。

最終診断 卵巣がんⅢc期 高異型度漿液性癌

病院に到着後,すぐに血液検査を行いました。

血液検査後,1時間して,診察となり,妻と二人で,診察室に入りました。

まずは,血液検査の結果の説明がありましたが,ありがたいことに,すべての項目で正常値に収まっておりました。主治医からも,妻に「よく頑張りましたね」とねぎらいの言葉をかけてもらいました。

次に,妻は別室で,傷口の検査を行いましたが,経過は非常によく,入浴許可をいただきました。

最後に,本日の診察の目的である病理結果と今後についての説明がありました。箇条書きに記載します。

・卵巣がんⅢc で確定。
・5cm×5cmの左卵巣,卵管に高異型度漿液性癌 生存癌細胞あり。
・抗がん剤の効果は,軽度から中程度。
・直腸表面,小腸表面に播種。
・腹水細胞診 陰性
・肉眼的残像腫瘍 なし

とのことでした。

今後の治療については,10月末より3回TC療法を行い,その後,ゼジューラによる維持療法となりました。イメージとしては,年内は,TC療法,来年からセジューラという計画のようです。尚,プラチナ耐性と判断された場合は,症状緩和を目的とした化学療法に変更との説明がありました。また,もし,セジューラが効果があり,再発しない場合は,現在のところは,セジューラをずっと継続することになるということでした。

いろいろと妻と私から質問しましたが,結論としては,将来については,わからない。統計的には,Ⅲcの場合,現状の5年生存率は,5割程度であり,もし,プラチナ耐性となった場合は,1年から2年の生存となるということでした。

正直,手術がうまくいったと喜んでいましたが,卵巣がんという病気の予後の悪さの現実を突きつけられた感じでした。妻は,黙っていました。私も,なにも言葉がでませんでした。

そして,診察が終了した直後に,妻が私を見つめながら,「こめんね」と声をかけてきました。私は,黙って,妻の顔を見れず,スマホの画面を見つめていました。何とも言えない,気まずい時間が流れていきました。

そして,ただ,「死」という漠然としたものが,私の頭にうかんでいました。

つづきは,次回へ!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。よろしければ、ポチッお願いします。今後の励みになります。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ

読者登録もして頂ければと思います。
定年雑学クラブ - にほんブログ村

スポンサーリンク

 

妻の闘病
シェアお願いします。
フォローはお気軽に!
管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

フォローはお気軽に!
定年雑学クラブ
タイトルとURLをコピーしました