皆さん,こんにちは!
いろいろと税制といったお金関連のニュースがあふれています。例えば,防衛費のための財源,NISAの拡充,等々。その中でも,後期高齢医療費の増額が出産一時金の財源になるというニュースが,時代の流れのように感じました。やっぱり,これからの日本はシニア世代より子供に手厚くという時代ですよね。わかっていながら,少し,不安を感じました。
さて,今回は,少しだけ明るい話をしたいと思います。それは,mRNAワクチンに関する情報で,すごく期待をもてました。
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第Ⅱ相臨床試験で,ガン再発44%を減らす!
以前から,私は,このmRNAワクチンについては,過去ブログの「世界初のmRNA活用「ガンワクチン」はいつ利用できる?」で,今後,mRNAワクチンが期待できることを発信していました。
先程,よく拝見している佐藤先生のガン情報チャンネルの「【最新情報】mRNAワクチンでガン再発・死亡が44%減:第二相臨床試験」というタイトルで,具体的な数値で,mRNAワクチンの効果を報告がありました。
それは,ガン患者のガン組織を採取して遺伝子変異を調べて,作成されたmRNAワクチンを患者さんに接種するという方法で,つまり,患者さん一人一人に合わせたオーダーメイドの治療薬による治験結果についてです。
治験は,ステージⅢ,Ⅳのメラノーラ(悪性黒色腫)の患者さんのうち,完全切除後に,再発防止の目的のために,キイトルダーとmRNAワクチンを併用投与した結果,再発・死亡リスクが44%減ったということでした。2023年には,第三相臨床試験を実施予定だそうです。
佐藤先生も,まだ第二相臨床試験の短期の結果ですので,今後どうなるかわからないとお話なさっていましたが,ガン患者ごとの個別化ワクチンと免疫チェックポイント阻害薬との併用は,かなり期待できると説明していました。
私も,mRNAワクチンは,ガンにとって,全く新しい治療ですが,コロナでその成果を示したように,かなり効果があると信じています。ですから,この治療が保険承認されると,多くのガン患者さんの命も救われるのではないかと思っています。
尚,mRNAワクチンの臨床試験は,メラノーラだけでなく,卵巣がんをはじめ多くのガンに対して行われているとのことです。
いづれにしろ,近いうちに,卵巣がんにおいても,mRNAワクチンの第三相臨床試験が行われると思います。少しでも,長く生きることで,このmRNAワクチンの効果的な治療薬を試せるチャンスがあると思います。
是非,ガン闘病の皆様,あるいは,再発リスクを持ちながら生活している皆様,期待を持ち,前向きになって頂ければと思います。
つづきは,次回へ!
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