皆様,こんにちは!
出産費用を公的医療保険の適用対象として検討するようです。個人的には,賛成ですが,自己負担分をどうするかについても検討するべきでしょう。なるべく,自己負担額は低くしてもらえるといいですね。いづれにしろ,出生率が上昇するといいですね。
さて,本日は,ガンに再発に関するニュースがありましたので,記事にしたいと思います。
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大腸がんの再発の原因は幹細胞の休眠!
久しぶり佐藤先生のガン情報チャンネルを拝見しました。
すると,「がん再発の原因は休眠だった」と非常に興味ぶかい動画がありました。私の妻は,卵巣がんⅢcです。再発率がかなり高いので,再発について少しでも,理解したいと思っていましたので,すぐに視聴しました。
佐藤先生によると,最近,九州大学が最近,研究発表したとのことですが,がんの再発や転移の原因となる「がんの親玉」である「がん幹細胞」の集団のなかでも,増殖が遅い集団が,抗がん剤投与中に,休眠中になり,抗がん剤投与でも生き残り,この生き残った「がん幹細胞」が,抗がん剤終了後に,増殖して,再発や転移になるということです。
すなわち,「がん幹細胞」の増殖が遅い集団が,抗がん剤治療中に休眠することが原因のようです。
このメカニズムは,大腸がんで分かったことですが,私の勝手な推測ですが,卵巣がんでも同じメカニズムと思います。
理由は,進行の早い漿液性がんの場合,抗がん剤が奏功しやすく,比較的進行の遅い明細胞がんの場合,抗がん剤が効きにくく,進行スピードと抗がん剤の奏功には相関があるように思うからです。
仮に,卵巣がんでも,大腸がんで発見された再発や転移のメカニズムが同じであると仮定すると,休眠した進行の遅い「がん幹細胞」が残っているかどうかで,再発が決まることになります。
あとは,ゼジューラといったPARP阻害薬がどの程度,再発を防ぐかによるとは思いますが,やっぱり,再発するかは,現状では「運」のように思えます。すこし,残念な気持ちです。
しかし,ここまで解明したのであれば,意外と早く,抗がん剤投与時に休眠中の進行の遅い「がん幹細胞」をコントロールする薬等が早く開発されると思います。
そうなれば,多くのがん患者さんが,笑顔になり,画期的な治療になります。
ですから,医療関係者の皆様,よろしくお願いします。
つづきは,次回へ!
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