2019年12月に早期退職し、1年3か月程経過しました。
以前、「早期退職者から見た早期退職する条件」で、「自由な環境を楽しむという心の余裕」を第一条件としてあげておりましたが、「早期退職後、自由を楽しむという心の余裕を持つ」ための条件を考察するために、この1年3か月で「心に余裕をもつためにできた」こと、「心に余裕がもってなかったこと」を自分なりに検証したうえで、条件を出したいと思います。
これらの結果を、今後、早期退職あるいは退職をご検討なさっている方の参考にしてもらいたいと考え、記載しました。
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「自由を楽しむという心の余裕を持つ」ための条件
・生活費の削減等により資金計画を立てること
・お金の知識の習得
・自由を楽しむこと
心に余裕をもつためにできたこと
生活費の削減により資金計画を立てられた
老後、しっかりした資産計画があれば、心に余裕ができると思います。以前のブログで、100歳まで生活できるために必要な金融資産は、5500万必要といった記事を掲載しましたが、現在、私はそこまでの資産はありません。そのため、この1年で、妻と一緒に、下記のように生活費の削減を行いました。
・食費の切り詰め
・固定費の削減
・保険の整理
・クレジットカード、サブスクの整理
・外食費の削減
約9万円の削減を図ることができました。これで、アルバイト等を行えば、65歳までなんとか生活できることが可能となり、また、この生活費で、65歳以降、年金で生活できると思います。
この計画が立てられた時、心に余裕ができました。
お金の知識の習得
以前、「58歳無職男がファイナンシャルプラナー3級を受験しました!」で記載しましたが、これからは、「お金を稼ぐ」から「お金を上手に使う」ことの方が大切です。
そのためには、社会保障費、各種保険、税金(特に公的年金)の知識が必要です。この1年、FP(ファイナンシャルプラナー)の勉強をしながら、これらの知識を習得しました。
これにより、老後生活の資産計画を立てることができましたし、年金、税金、保険をうまく活用する知恵を習得でき、心に余裕を持たせる要因になっています。
自由を楽しめるようになった
私は、「自由を楽しむ」こととは、現役時代にできなかったことをしながら、「楽しんで過ごす」ことだと思います。
そのために、私は、現役時代にできなかった、以下のことで楽しみました。
・ブログ運営を行う。
・FPの資格習得のための学習
・プログラミング(HTML, CSS, JavaScript)学習
・妻と会話しながら、夕食を楽しむ
・好きなサブスク番組(Amazon Prime)、Youtubeを視聴する
すると、時間を忘れて、楽しく過ごすことができました。結構、自由を楽しめたと思います。このように、自由を楽しめる「心の余裕」ができました。
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心に余裕をもってなかったこと
退職したことへの後悔がぬぐえない
1年3か月も経過しましたが、残念ながら、心の底に「退職したことへの後悔」があります。特に、色々な場面で、「無職」と言うときに、後悔の念を抱きます。
皆様から見ると「甘え」に思えるかもしれませんが、次の希望する就職先がみつかいことに対する自分への不甲斐なさ、にもかかわらず、アルバイトをする意欲がわかないといったことへのいら立ちから、生じていると思います。
早期退職をお考えの皆様
私の体験より、以下の4つを条件としました。
・生活費の削減等により資金計画を立てること
・お金の知識の習得
・自由を楽しむこと
しかし、老後の資金計画、お金の知恵、自由を楽しんでいる状態であるにも関わらず、「退職したことへの後悔がぬぐえてない」ことがいまだに、課題となっております。
やはり、「心に余裕をもつ」ことは、意外に難しいことです。もし、退職、特に、早期退職をご検討の皆様、「退職後、心に余裕」を持てるか、すなわち、資金計画、お金の知識、時間の活用、後悔といった視点で、一度、お考えになってはいかがでしょうか?特に、私がいまだに拭い去れない「退職への後悔」について、お考えになっていただければと思います。
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