情熱大陸 開発者の地道な積み重ねの成果「光免疫療法」への期待!

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皆様,こんにちは!

さて,12月12日は,何の日かご存じでしょうか?「漢字の日」だそうです。例年12月12日に京都・清水寺で今年の漢字が発表されます。2021年は,「金」でしたが,今年は,何になるでしょうね。

今回は,昨日,放映されました情熱大陸で,光免疫療法の開発者 小林久隆医師(61歳)の生きざまが紹介されましたので,感じたことを記事にしたいと思います。

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「光免疫療法」は地道な積み重ねの結果!

小林医師は,私より1つ年上の方で,ほぼ同世代の方ですので,すごく,親しみを感じました。ただ,凡人の私と全く異なり,名門 灘中学,灘高校,京都大学医学部という超秀才の経歴の方です。非常に頭のいい方だど思います。

そして,放射線科医として11年間臨床を務め,その間、がんに苦しんで亡くなっていく患者を何人も目の当たりにしました。もともと関心があった基礎研究を学ぶためアメリカに渡ったのは34歳のときでした。

以来,小林医師は,「人のために貢献する」という崇高な志をもち,研究に励み,マウスの実験を数年にわたり行い,ようやく,光免疫療法を発見し,「光免疫療法」の発見を,「ヒラメキによる世紀の発見などではなく、地道な積み重ねの結果だった」と語っています。

単に「頭のいい方」だけでなく,信念を持ち,貫き通す人ですね。

小林医師の人としてを語る上で,興味深いエピソードがあります。それは,2009年、東京大学の教授への誘いがあり,光免疫療法の研究を日本で進められると小林は乗り気でしたが、その年、日本の政権(民主党政権)が代わり、助成金が大幅に削られ、泣く泣く辞退したことです。名誉より,より人に貢献できる研究の道を選択する姿勢は,すばらしいですね。

この発見された「光免疫療法」ですが,私は,以下の2点で,すごいと思っています。

1つが,「がんを直接壊すことと、免疫を活性化することの2つを、一度の治療で両立できる治療法」であることです。

もう1つが,効果がある限り何度でも繰り返し行えることです。たとえば,放射線治療では,同じ部位に何度も放射線を当てることはできません。また,抗がん剤では,アレルギー等により,何度も治療薬として使えません。この欠点を補える治療法です。

このように,優れものだと思います。

現在は,保険適用は,頭頸部がんのみです。したがって,他のガンについては,これから,治験等でその有効性を検証する段階だと思いますが,個人的には,是非,腹膜播種への治療に期待したいと思います。腹膜播種は,手術等では切除が難しいうえに,また再発性が高く,やっかいな病状です。光免疫療法の免疫を活性化するという特色と,何度も繰り返しができる特色が,腹膜播種の治療に活用できないかと期待しています。あくまでも,個人的な意見ですので,ご注意願います。

光免疫療法の更なる発展を期待したいと思います。

尚,情熱大陸を御覧になりたい方は,無料見逃し配信で,12月18日22時59分まで見れますので,ご覧ください。

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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