2000人以上を看取った医師が聞いた人が死ぬ時の後悔とは?

ライフ

皆様,こんにちは!

本日は,いい天気で,絶好の外出日和です。早速,妻と娘は,一緒に散歩に出かけました。私は,一人で,留守番です。娘がいると元気になる妻です。

さて,今回は,Youtubeで,2000人以上の方の死と向き合った緩和医師が,人が死ぬ時の後悔について,話していましたので,記事にいたします。

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「ありがとうを伝えられなかった」ことがトップ

妻が卵巣がんに罹患して以来,「死」を非常に意識するようになりました。5年生存率といった情報が,意識したくないのですが,ふとした時,頭の中で,浮かんできます。

今朝,人が死ぬ時の後悔についての動画を見ました。動画を作成なさった方は,緩和ケア医師 かんわいんちょーで,2000人以上の方の死を看取った方です。

かんわいんちょーの紹介した5つの後悔は,以下の通りです。

第一位「ありがとうと伝えなかったこと」
第二位「緩和ケアができる医療者に疎かったこと」
第三位「感情に振り回されたこと」
第四位「やりたいことをやらなかったこと」
第五位「仕事ばかりの人生だった」

以前,私のブログ「「死ぬ瞬間の5つの後悔」 あなたはどんな言葉を残すのでしょうか?」で,オーストラリア出身で、緩和ケアの介護を長年つとめたブロニー・ウェア女史の5つの後悔を紹介しましたが,そこでは,以下の5つの後悔が紹介されていました。

後悔1 自分に正直な人生を生きればよかった
後悔2 働きすぎなければよかった
後悔3 思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
後悔4 友人と連絡を取り続ければよかった
後悔5 幸せをあきらめなければよかった

緩和医師かんわいんちょーさんの職業柄からのコメントの「緩和ケアができる医療者に疎かったこと」以外は,ほぼ,同じような後悔のようです。

ただ,私は,「ありがとうと伝えなかったこと」については,胸にささりました。

実は,私の母方の祖父は,70歳代の時に,自殺で亡くなりました。遺書はなかったようです。

祖母および母を含めて6名の叔父,叔母の悲しみは,急な死,しかも自殺ということで,大きいものでした。家族のだれもが,「どうして?」,「祖父は人生に満足してなかったのか?」,「なにか自分たちに問題があったのか?」といったことで,非常に悩んだそうです。

そして,ショックのあまり,祖母も,半年後にくも膜下出血で亡くなりました。

たった1年で,祖父,祖母がなくなりました。

母の悲しみは,かなり大きいものでした。いつも,「どうして」と涙ながらにつぶやく母の姿を忘れません。何も言葉を残さず,静かに,この世からいなくなることは,家族や親しい方々にとっては,一生,悔いが残ると思います。

だから,亡くなる前には,できるだけ多くの方に,「ありがとう」と伝えて,たとえ,本人にとっては不満足な人生であっても,残った方々の心に,勇気を与える言葉は必要だと思います。

人はいつ亡くなるかわかりません。1時間後,不慮の交通事故で亡くなるかもしれません。すると,日頃から,「感謝の心」をもって,人に接するということになりますね。

どこかの会社の社訓にもよく登場する言葉かもしれませんが,「感謝の心」は,周りの方々に勇気を与える言葉だと思います。

つづきは,次回へ!

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管理人

現在60歳。某電気メーカで30数年間、サラリーマン生活を送り、早期退職したおっさんです。すでに、孫もいます。退職後は、自由きままに、生きておりますが、妻が卵巣がんステージⅢCになりました。妻の闘病記や,日々気が付いたことをブログにしたいとおもいます。

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