皆様,こんにちは!
本日は12月1日です。今年,最後の月になりましたが,日本中がなにかソアソアしているようですね。スペイン戦が,28時に開始されるからでしょう。明日は,たぶん,多くの方が,目をこすりながらの仕事になるでしょう。
さて,今回は,2025年の年金改正の目玉と言われています国民年金保険料の64歳引き上げについて,私なりに検討してみましたので,記事にいたします。尚,私は,FP(ファイナンシャルプランナー)の資格も持っていますので,信頼できる情報提供ができると考えています。
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アラカンは微妙な年!逃げ切り世代?
64歳まで延長の背景には,現役世代の減少が多く見込まれるためです。現状,高齢者1人に対して現役世代2.1人で支えていますが,2040年には高齢者1人に対して現役世代1.4人に支えることとなり,支給額も3割減になると言われています。
そこで,支払い期間を少しでも長くすることで,支給額の減り分を少なくてすむようにするための改革案ですので,国民としては,受け入れる必要があると思います。
特に,私のように,60歳で定点退職した方や自営業,フリーランスの方々が,5年間100万円程度,支払うことになり,影響が大きいと言われています。
スケジュールとしては。2025年に国会に法案提出され,私の勝手な推測では,2025年に法案成立して,2027年頃に施行となると思います。
今年,60歳の私は,2025年に63歳,2027年に65歳と非常に微妙な年齢です。果たして,この制度改正から逃げきれるかの瀬戸際と思います。そこで,私なりに注意するべき3点を下記に整理しました。
施行時に60歳から65歳までの方の支払い義務は?
まず,ここがポイントですよね。施行日から,64歳11か月以下の方は,全員,支払い義務が発生するのか。それとも,施行日以降に60歳になられた方から,支払い義務が発生するのか?
もし,64歳11か月以下の方の全員になった場合は,支払い義務が急遽発生するので,かなり重い負担になるように思います。
一方,施行日以降に60歳になられた方から支払い義務発生となりますと,かなり不公平感が募ることになります。
今後の議論の行方次第ですが,この移行期間措置が1つ目のポイントです。
年金繰下げの対応
現在は,60歳から年金繰下げ受給できることになっています。現在は,減額率が0.4%となっています。すなわち,60歳からの受給ですと,24%の減額,63歳からですと,9.6%の減額です。
果たして,64歳まで支払いの場合,この年金繰下げがどのようになるかが,ポイントと思います。
個人的には,変更なしと思いますが,減額率がどうなるかといった点の確認が必要と思います。
任意加入は,65歳以降?
現在,60歳から任意加入できます。以前のブログ「50代の皆様 大学時代に年金を納付してない方必見!国民年金を満額にする方法」でご紹介しましたが,この任意加入制度は,老齢基礎年金が満額もらえない方や老齢基礎年金の納付期間(10年未満)が短いために一切受け取れない方を救済する制度です。
この任意加入制度を利用して、大学時代に納付しなかった金額を納付することで、老齢基礎年金が増額され、納付期間が480か月になると満額受給できることになります。尚、満額になった時点で任意加入は終了します。
現在,私も,この任意加入に加入しています。
この任意加入制度は,65歳からになるのか,これについても確認が必要です。
このように,結構,確認する項目があります。これからの検討内容が非常に気になります。
つづきは,次回へ!
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